余興ムービーに入れる友人のメッセージは、1人10秒、文字にして40字ほどの一言がちょうどよい長さです。「名前の呼びかけ+ひとつのエピソード+お祝い」の順に話すと、短くても気持ちが伝わります。
この記事では、短い・笑える・心に届くの3種類で、そのまま使える例文を30個紹介します。スマホでの撮り方と、友人にメッセージ動画をお願いするときの連絡文の例もまとめました。
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一言メッセージは「10秒・40字」が目安
ムービーの中のメッセージは、短いほうが見やすくなります。1人が長く話すと、ほかの人のメッセージが入らなくなるうえ、会場の集中も切れてしまいます。
話す速さは、ゆっくり話して1秒に4〜5字ほどです。笑顔で間を取ることも考えると、10秒なら40字くらいに収めると慌てずに話せます。
| 種類 | 長さの目安 | 文字数の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 短い一言 | 3〜5秒 | 15〜25字 | 人数が多いとき、カメラが苦手な人 |
| 笑いを入れた一言 | 10秒前後 | 40〜50字 | 2人と付き合いが長い友人 |
| 心に届く一言 | 15秒前後 | 60〜70字 | 幼なじみ、親友、恩人 |
自分で考えるときの型
例文を自分用に直すときは、次の3つを順につなげます。エピソードは1つだけにしぼるのがコツです。
- 呼びかけ:「〇〇、」「〇〇さん、」と名前を呼ぶ
- エピソード:2人や本人の良いところが分かる話を1つ
- お祝い:「おめでとう」「末永くお幸せに」で締める
結婚式で流すメッセージなので、「別れる」「切れる」「終わる」のような言葉は避けます。「たびたび」「いろいろ」のような重ね言葉も使いません。言いかえは「結婚式スピーチのマナーと忌み言葉」の一覧が参考になります。
短い一言メッセージの例文10
カメラの前で長く話すのが苦手な人や、たくさんの友人に出てもらうときに向く例文です。テンポよく続けると、ムービーの始まりが明るくなります。
1. 〇〇、〇〇さん、結婚おめでとう。末永くお幸せに。
2. 〇〇くん、おめでとう。2人の笑顔を、ずっと応援してるよ。
3. 〇〇ちゃん、結婚おめでとう。笑顔あふれる家庭を作ってね。
4. 〇〇、おめでとう。今度、新居に遊びに行かせてね。
5. 〇〇さん、〇〇をよろしくお願いします。おめでとう。
6. 2人の門出を、心からお祝いします。お幸せに。
7. 〇〇、結婚おめでとう。2人ならきっと大丈夫。
8. 〇〇先輩、ご結婚おめでとうございます。お幸せに。
9. 〇〇くん、〇〇さん、おめでとう。2人で楽しい毎日を。
10. 〇〇、おめでとう。今日は会えなくても、気持ちは会場にいます。
10番は、式に出られない友人に向く一言です。短い一言は、3〜4人を続けて流すと、それだけで一つの場面になります。
笑いを入れたメッセージの例文10
笑いを入れるときは、本人をからかうのではなく、本人の「良いくせ」を少し大げさに言うのが基本です。どこかに必ず「おめでとう」を入れておくと、会場が安心して笑えます。
11. 〇〇さん、〇〇はお店のメニューを決めるのに10分かかります。でも、〇〇さんを選ぶのは早かったそうです。おめでとう。
12. 〇〇、おめでとう。旅行のたびに10ページのしおりを作ってくれた〇〇なら、新しい生活の計画もばっちりだね。
13. 〇〇さんへ。〇〇の取扱い説明を30枚書いてきましたが、長いので1行だけ。〇〇は、褒めると伸びます。おめでとう。
14. 〇〇、結婚おめでとう。最高の相方が見つかって本当によかった。これからは2人で、ボケもツッコミも楽しんでね。
15. 〇〇、おめでとう。カラオケで毎回同じラブソングを歌っていた理由が、今日やっと分かりました。
16. 〇〇くん、おめでとう。ゲーム仲間を代表してお願いです。これからは、夜11時にはちゃんと寝てください。
17. 〇〇、おめでとう。〇〇の作るチャーハンは絶品だけど、量がいつも3人前です。2人で仲よく食べてね。
18. 〇〇さん、おめでとう。〇〇はサプライズの準備が大好きです。結婚記念日には、きっと3か月前から何かを計画しています。
19. 〇〇、おめでとう。卒業文集に書いた将来の夢は「毎日笑っている大人」。その夢、今日かなったね。
20. なれそめを聞くと、毎回30分は話してくれた〇〇くん。おかげで、2人の歴史にはすっかり詳しくなりました。おめでとう。
笑いの一言は、話し終えたあとに2秒ほど笑顔で止まると、会場の笑いが収まるまでの間ができます。昔の恋人の話や失敗談、見た目や年齢をからかう言葉は、冗談のつもりでも入れないようにしましょう。
心に届くメッセージの例文10
ムービーの後半に流すと、会場の空気が温かくなる例文です。思い出を1つだけ話し、それが今の2人にどうつながるかで締めると、15秒でも心に届きます。
21. 〇〇へ。部活の練習で、いつも隣で一緒に走ってくれたのは〇〇でした。今度は〇〇さんの隣で、2人のペースで進んでね。おめでとう。
22. 〇〇ちゃん、結婚おめでとう。新しい職場で不安だった私に、いちばんに声をかけてくれたのが〇〇ちゃんでした。あの日の笑顔を、〇〇さんにもずっと見せてあげてね。
23. 〇〇くん、〇〇さん、おめでとうございます。2人が並んで笑っているのを見ると、こちらまで幸せな気持ちになります。その笑顔で、温かい家庭を作ってください。
24. 〇〇、結婚おめでとう。どんなときも、人の話をじっくり聞いてくれる〇〇。これからは〇〇さんの話を、いちばん近くで聞いてあげてね。
25. 〇〇さん、〇〇は、友だちが困っているときに、何も言わずに駆けつけてくれる人です。そんな〇〇を、どうぞよろしくお願いします。
26. 〇〇、結婚おめでとう。今日は会場に行けないけれど、遠くから2人の幸せを心から願っています。今度会えたら、なれそめをゆっくり聞かせてね。
27. 〇〇とは、ランドセルを背負っていたころからの付き合いです。人見知りだった〇〇が、こんなに頼もしい大人になって、今日、家族を作ります。おめでとう。
28. 〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。仕事で迷ったとき、〇〇さんはいつも一緒に考えてくれました。その優しさで、2人の家庭も温かく育ててください。
29. 〇〇さんと出会ってから、〇〇は前よりよく笑うようになりました。〇〇さん、〇〇を笑顔にしてくれて、ありがとうございます。末永くお幸せに。
30. 〇〇、〇〇さん、ご結婚おめでとう。私たち〇〇サークルの仲間は、これからも2人のいちばんの応援団です。
30番は、同じグループの友人がそろって言う形にも使えます。全員で声を合わせる部分は「ご結婚おめでとう」だけにすると、そろいやすくなります。
メッセージ動画の撮り方
一言メッセージは、撮り方で見やすさが大きく変わります。スマホ1台で撮れますが、次の4つだけは守ってもらいましょう。
- スマホを横向きにして、目の高さに固定する
- 窓のほうを向き、顔に光が当たる場所で撮る
- テレビや音楽を止めた、静かな場所で撮る
- 録画を始めて2秒待ってから話し、話したあとも2秒笑顔のまま止まる
画面側のカメラで自分を撮るときは、画面に映る自分の顔ではなく、カメラのレンズを見て話します。それだけで、会場のスクリーンでは2人に語りかけているように見えます。
外で撮るときは、家の表札や住所が分かる看板が映らないようにします。撮るのは3回ほどにして、いちばん自然な1本を送ってもらいましょう。
2〜3人で撮るなら、ちょっとした「ずれ」を入れる
同じグループの友人が一緒に撮るときは、声をそろえる場面に小さなずれを入れると、短くても笑いが生まれます。次の台本は、3人で撮る15秒ほどの例です。
台本3人で撮る一言メッセージ(約15秒)
(3人で横に並ぶ。真ん中のAが小さくうなずいて合図する)
Aせーの。
3人〇〇、〇〇さん、結婚おめでとう。
B今、1人だけ「ご結婚おめでとうございます」って言ったよね。
C大事な日なので、つい丁寧に。
Aというわけで、2人とも末永くお幸せに。
(3人で手を振り、そのまま2秒止まる)
撮ったメッセージをつなぐ編集の手順や、縦向きで届いた動画の直し方は、「余興ムービーの作り方」で紹介しています。
メッセージの集め方と連絡文の例
メッセージ集めでいちばん大事なのは、締め切りと撮り方を、最初の連絡で一度に伝えることです。あとから「やっぱり横向きで」と頼み直すと、撮り直しの手間をかけてしまいます。
〇〇の結婚式で流す余興ムービーに、友人からの一言メッセージを入れることになりました。
10秒ほどのお祝いの動画を、〇月〇日(〇)までに送ってもらえますか。
撮り方のお願いは3つだけです。
・スマホを横向きにして撮る
・窓のほうを向いて、明るい場所で撮る
・撮り始めて2秒待ってから話し、話したあとも2秒笑顔のまま止まる
送り先:(共有フォルダのリンク)
ファイル名を自分の名前にしてもらえると助かります。
言葉に迷ったら、「おめでとう」の一言だけでも大丈夫です。
〇〇には内緒なので、このことは2人には話さないでください。
締め切りの3日ほど前には、まだの人に一声かけます。撮るのが難しい人の参加のしかたも、ここで伝えておきましょう。
〇〇のムービーのメッセージ、締め切りは〇日(〇)です。
まだの人は、10秒だけで大丈夫なので、ぜひお願いします。
撮るのが難しい人は、一言を文字で送ってくれたら、写真と一緒にムービーに入れます。
集まったメッセージは、並べる順番で印象が変わります。3〜4分のムービーなら、12〜15人ほどのメッセージが目安です。
| 順番 | 流すメッセージ | ねらい |
|---|---|---|
| 1 | 短い一言を3〜4人続ける | テンポよく始める |
| 2 | 笑いを入れた一言 | 会場をあたためる |
| 3 | 遠くに住む友人や恩師 | 「あの人も」という驚きを作る |
| 4 | 心に届く一言 | 2人への気持ちを伝える |
| 5 | 全員の「おめでとう」 | みんなで声をそろえて結ぶ |
式に来られない友人には、生中継で参加してもらう方法もあります。くわしくは「遠くの友人もオンラインで余興に参加するには」を見てください。
よくある質問
カメラの前で話すのは恥ずかしい、という友人がいます。
無理に顔を出してもらう必要はありません。手書きのメッセージを持った写真や、声だけの録音でも参加できます。何人かで1文字ずつ書いたボードを持ち、つなげると「おめでとう」になる形にすると、話さなくても楽しく参加できます。
メッセージは誰に頼めばいいですか?
新郎新婦の共通の友人を中心に、学生時代、職場、趣味の仲間など、つながりの違う人に声をかけると、ムービーに広がりが出ます。2人の家族に頼む場合は、ムービーの中身を2人に話さないよう、一言添えておきましょう。
届いたメッセージが長すぎたら、切ってもいいですか?
最初に送った連絡で「長い場合は短くすることがあります」と伝えておけば、切っても問題ありません。切るときは、お祝いの言葉が入っている部分を必ず残しましょう。
まとめ
- 一言メッセージは1人10秒、40字ほどが目安
- 「呼びかけ+エピソード1つ+お祝い」の順で話すと、短くても伝わる
- 笑いは本人の良いくせを大げさに言う形にし、からかう言葉は入れない
- 撮り方は「横向き・明るい・静か・前後2秒」の4つを最初に伝える
- 締め切りの3日前に声をかけ、撮れない人には文字や写真での参加をすすめる






