オンライン忘年会のゲームと出し物|画面越しでも盛り上がる遊び方

ノートパソコンのカメラに、大きなマグカップを近づける男性

オンライン忘年会のゲームは、声が重ならずに答えられるものを選ぶと盛り上がります。ビデオ会議では、何人かが同時に話すと聞き取れなくなるからです。答えは紙に書いてカメラに見せるか、チャットに書いてもらいましょう。出し物は、画面の枠やカメラとの距離を生かすと、会場で見るのとは違う笑いが取れます。

この記事では、ビデオ会議でできるゲームを6つ、出し物を4つ紹介します。画面に収まる見せ方のコツや、90分の進行表、2人で演じるショートコントの台本もまとめました。

目次目次を閉じる目次を開く
  1. オンラインのゲームを選ぶ3つのポイント
  2. 画面越しで盛り上がるゲーム6つ
  3. 画面越しで見せる出し物4つ
  4. 台本「今年のやり直し窓口」(約2分)
  5. 画面に収まる演出のコツ
  6. 進行のコツと90分の進行表
  7. よくある質問
  8. まとめ

オンラインのゲームを選ぶ3つのポイント

対面の会で人気のゲームも、そのままでは画面越しに伝わらないことがあります。次の3つを満たすものを選びましょう。

  • 声が重ならない:答えは紙に書いて見せるか、チャットに書く
  • 「せーの」で同時にそろえなくてよい:画面越しでは、声や動きが少し遅れて届く
  • 画面の中で完結する:大きく動いたり、物を手渡したりしなくてよい

音や動きが遅れて届くことを、「時間差」や「遅延」と言います。同時に声をそろえる遊びは時間差でばらばらになるので、オンラインでは避けたほうが無難です。難しさは★の数で表し、★1つがいちばん簡単です。

画面越しで盛り上がるゲーム6つ

1. 家にあるもの探しゲーム

司会がお題を出し、30秒以内に家の中からお題に合う物を持ってきて、カメラに映します。お題は「冬を感じる物」「家でいちばん古い物」「丸くて赤い物」のように、選び方で人柄が出るものにします。何人かに、持ってきた物について一言ずつ話してもらうと、会話が広がります。

部屋の中が映るのが気になる人もいるので、物はカメラに近づけて見せる決まりにしましょう。

時間
10分(お題3つ)
人数
全員(30人ほどまで)
準備物
なし
難しさ
★

2. 全員一致ゲーム

司会のお題に、全員が紙に答えを書き、合図でいっせいにカメラへ向けます。全員の答えがそろったら成功です。「おでんの具といえば?」「冬の果物といえば?」のように、割れそうで割れないお題が盛り上がります。

時間
10分(お題5問)
人数
全員(20人をこえたらグループに分ける)
準備物
紙と太いペン(各自)
難しさ
★

3. チャット一斉回答クイズ

司会がクイズを出し、全員がチャットに答えを打ちます。ただし送信は、司会の「どうぞ」の合図まで待ってもらいます。答えがいっせいに流れてくる様子は、画面越しならではの楽しさです。

答えはチャットに残るので、採点係があとから数えられます。数字で答える問題にして、いちばん近い人を勝ちにすると、最後まで全員が考えます。

時間
10〜15分
人数
全員
準備物
問題(画面共有で見せる)
難しさ
★

4. チャット大喜利

大喜利は、お題に面白い答えを返す遊びです。司会がお題を出し、思いついた答えをチャットに書きこんでもらいます。司会が面白い答えを読み上げ、書いた人に一言そえてもらいます。

例文チャット大喜利のお題の例

来年、会社に増えてほしい物は?
オンライン忘年会でありがちなことは?
この1年を、ひと言で言うと?
年末の自分に、かけてあげたい言葉は?

顔を出して話すのが苦手な人も、文字なら気軽に参加できます。

時間
10分
人数
全員
準備物
お題(3つほど)
難しさ
★★

5. 画面越しジェスチャー

1人がお題を身ぶりだけで伝え、ほかの人がチャットか声で当てます。カメラに映るのは胸から上なので、上半身だけで伝わるお題にします。「年越しそばをすする」「雪かき」「こたつで丸くなる」などが向いています。お題は、司会から出題する人に個別のメッセージで送ります。

時間
10分
人数
全員(出題は1人ずつ)
準備物
お題のリスト(司会用)
難しさ
★

6. 画面越しお絵かきクイズ

出題する人がお題の絵を30秒で紙に描き、カメラに見せます。ほかの人は、分かった時点でチャットに答えを書きます。最初に正解した人と、描いた人の両方に1点が入ります。

白いA4の紙に太いペンで描くと、画面越しでも線がはっきり見えます。

時間
10〜15分
人数
全員
準備物
白い紙、太いペン(出題する人)
難しさ
★

画面越しで見せる出し物4つ

7. 画面またぎリレー

数人が順番に、画面の端から物を受け取り、反対の端へ渡していくように見せる出し物です。右へ出ていったボールが、隣の人の画面の左から入ってくるように動くと、1つのボールが画面を旅しているように見えます。

参加者の並び順は、見る人の画面によって変わることがあります。並び順をそろえられるかを前もって確かめるか、練習のときに録画した動画を流す形にすると確実です。

時間
1〜2分
人数
4〜6人
準備物
同じ色のボールか、丸めた紙(人数分)
難しさ
★★★

8. カメラオフ10秒の早変わり

司会の「3、2、1」の合図でカメラを切り、10秒後にカメラを入れたときには、サンタの帽子やはっぴ姿に変わっています。3人以上で同時にやると、画面がいっせいに変わって見ごたえが出ます。1人だけ何も変わっていない人がいると、もう一度笑いが起きます。

時間
1分
人数
1人から(3人以上だと見ごたえがある)
準備物
帽子や上着などの小物
難しさ
★

9. 今年の一枚

1人1枚ずつ、今年撮った写真を画面共有で見せ、15秒ほどで説明します。旅先の景色、作った料理、職場の行事など、何でも構いません。人数が多いときは、写真を前もって集めておき、司会がまとめて映すと時間どおりに進みます。

人の顔が写った写真は、写っている人の了解を取ってから使いましょう。

時間
1人30秒(10人で5分ほど)
人数
全員か希望者
準備物
写真(前もって集めてもよい)
難しさ
★

10. ショートコント「今年のやり直し窓口」

画面の枠を、役所の窓口に見立てた2人のコントです。カメラに近づけた物は大きく映るので、番号札をカメラの前に出すだけでも笑いが起きます。台本は下で紹介しています。

時間
2分
人数
2人
準備物
番号札(紙に大きく書く)、ハンコ(あれば)
難しさ
★★

台本「今年のやり直し窓口」(約2分)

Aが窓口の係、Bがお客さんです。2人は別々の場所から参加し、Aは机に向かって座ります。〇〇の部分は、自分たちの職場に合わせて変えてください。

台本今年のやり直し窓口(約2分)

(Aは窓口の係のように、背筋を伸ばして座っている)

Aお待たせしました。年末のやり直し窓口です。ご用件をどうぞ。

Bすみません。今年1年を、少しやり直したくて。

Aかしこまりました。何月の分でしょう。

B1月です。「今年こそ毎朝早起きする」と決めたんですが。

A何日続きましたか。

B……3日です。

A三日坊主のやり直しですね。こちらは毎年、たいへん混み合っておりまして。

Bみんな来るんですね。

(Aが番号札をカメラに近づけて見せる。画面いっぱいに「4021」)

A番号札をどうぞ。今、4,000番台です。

B多すぎる。

Aほかにご用件は。

B夏に「大掃除は早めにやる」と決めたんですけど、まだ何もしていなくて。

A大掃除は、まだ間に合います。やり直しではなく、今日からやってください。

B窓口で断られた。

A最後に、今年よかったことはありますか。

B……〇〇部の皆さんと、画面越しでも忘年会ができたことです。

Aそれは、やり直す必要がありませんね。来年もそのままでお願いします。

(Aがハンコをカメラに向かって押すしぐさをする)

Aはい、受付完了です。

A・B皆さん、良いお年を。

番号札やハンコをカメラに近づける場面では、2〜3秒止めて、見ている人が読める時間を作ります。1人で出るなら、「忘年会の出し物を1人でやるなら?」の一人コント「回線が悪いビデオ会議」も、オンラインの会にぴったりです。

画面に収まる演出のコツ

画面越しの出し物は、見せ方を少し変えるだけで、伝わり方が大きく変わります。

気をつけることコツ
映る範囲胸から上が映る距離に座り、カメラは目の高さにする
明るさ窓を背にせず、顔の正面から光を当てる
文字A4の紙に太いペンで、1行5〜6文字まで。カメラの前で2〜3秒止める
左右の向き自分の画面で文字が反対に見えても、相手には正しく見えていることがある。前もって誰かに確かめてもらう
動き横に大きく動くと枠から出る。カメラに近づく・離れる動きが映える
背景部屋が映るのが気になる人は、無地の壁の前に座るか、背景をぼかす

音は「1人ずつ」が基本

話す人以外はマイクを切っておくと、生活音や雑音が入りません。拍手は、カメラの前で手をたたく姿を見せるか、画面の反応ボタンで送ってもらいましょう。

1年の振り返りを動画にして流すのも、オンラインの会と相性がよい出し物です。作り方は「忘年会の動画の作り方」で紹介しています。

進行のコツと90分の進行表

オンラインの会は、画面を見続ける疲れがあるので、60〜90分に収めると最後まで集中が続きます。司会のほかに、画面共有やチャット、タイマーを受け持つ裏方を1人決めておくと、進行が止まりません。

時間することポイント
0:00接続の確認名前の表示を「部署と名前」にそろえてもらう
0:05開会の挨拶と乾杯乾杯は、各自がグラスをカメラに近づける
0:10歓談4〜5人の小さなグループに分ける機能を使う
0:30ゲーム(家にあるもの探し)全員の顔がそろう時間に入れる
0:40出し物(コント、早変わり)出る人は、始まる前にカメラと明るさを確かめる
0:50ゲーム(全員一致ゲーム)紙とペンは、前もって用意してもらう
1:00歓談グループの組み合わせを変える
1:15今年の一枚と、締めの挨拶写真は裏方が順番に映す
1:25画面の集合写真撮る前に全員に伝え、カメラを切っている人に声をかける

開会や締めの挨拶のセリフは、「忘年会の司会台本」がそのまま使えます。

よくある質問

何人まで楽しめますか?

全員で話しながら遊ぶなら、15人ほどまでが目安です。それより多いときは、チャットで答えるゲームを中心にし、歓談は小さなグループに分けましょう。

景品はどう渡せばいいですか?

後日郵送するか、メールで送れるギフト券を使う方法があります。住所を聞くときは、景品を送る目的だけに使うことを伝えます。出社する日があるなら、職場で手渡しするのがいちばん簡単です。

カメラをオフにしたい人がいます。

顔を出すことは強制しないでおきましょう。チャット大喜利やチャット一斉回答クイズなら、カメラを切ったままでも参加できます。対面の会で使えるゲームは、「忘年会で盛り上がるゲーム15選」にまとめています。

まとめ

  • オンラインのゲームは、紙かチャットで答えられ、声が重ならないものを選ぶ
  • 文字は大きく、物はカメラに近づけて2〜3秒止めて見せる
  • 司会と裏方の2人で進め、会は60〜90分に収める
  • 顔出しは強制せず、写真や集合写真を使うときは了解を取る
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