忘年会で盛り上がるゲームを選ぶなら、「全員で遊ぶゲーム→チーム戦→個人戦」の順に2〜3個を組み合わせるのがおすすめです。最初に全員で遊ぶと場が温まり、最後の個人戦で優勝者を決めれば、景品を渡してきれいに締められます。
この記事では、大人数・チーム戦・個人戦に分けて15個のゲームを紹介します。どれもルール、所要時間、準備物、司会のセリフつきです。気になるものを選んで並べれば、ゲームの時間の準備が終わります。
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忘年会のゲームを選ぶ前に決める3つのこと
ゲームに使える時間
2時間の忘年会で、ほかに出し物がなければ、ゲームに使えるのは20〜30分ほどです。1つ10分として、2〜3個にしぼりましょう。詰めこみすぎると、食事や歓談の時間が足りなくなります。
会場で立って動けるか
立食や広い宴会場なら、チームで集まるゲームも楽しめます。座敷や狭い個室なら、席に座ったまま遊べるものを選びます。席を立たないゲームは「座ったままできる忘年会のゲーム10選」にまとめています。
景品を出すかどうか
景品があると、ゲームに張り合いが出ます。用意するなら、個人戦の優勝者に1つ、勝ったチームには分けやすいお菓子、のように配る形を先に決めておきます。
盛り上がっても、無理はさせない
負けた人にお酒を飲ませる、恥ずかしい格好をさせる、といった罰ゲームは入れません。参加するかどうかも自由にして、見ているだけの人も楽しめる進め方にしましょう。
全員で遊べる大人数向けのゲーム5つ
会場の全員が、その場で参加できるゲームです。司会が1人いれば、50人を超える会でも進められます。難しさは★の数で表し、★1つがいちばん簡単です。
1. 意外な共通点探し
近くの席の3〜4人で話し、「この中の全員に当てはまること」を3つ探します。「同じ会社」のような当たり前の共通点は数えません。見つけたグループから手を挙げて発表してもらい、いちばん意外なものに拍手を贈ります。
近くの3〜4人で、全員に当てはまる共通点を3つ探してください。
ただし「同じ会社です」は、なしでお願いします。
制限時間は5分。いちばん意外な共通点を見つけたグループに、大きな拍手を贈ります。
- 時間
- 10分
- 人数
- 全員(3〜4人のグループに分かれる)
- 準備物
- なし
- 難しさ
- ★
2. そろうかなゲーム
2人1組になり、司会のお題に相談せず答えを書いて、同時に見せます。答えがそろったら1点です。「大掃除で最初に片づける場所は?」「冬休みに食べたいものは?」のように、年末らしいお題にすると季節感が出ます。
お隣の方と2人1組になってください。
相談しないで答えを書き、「せーの」で同時に見せます。そろったら1点です。
第1問。大掃除で、最初に片づける場所は?
- 時間
- 10分(お題5問)
- 人数
- 全員(2人1組)
- 準備物
- 紙とペン(1人1枚)
- 難しさ
- ★
3. ちょうど〇人起立ゲーム
司会が「7人」のように人数を言い、ちょうどその人数だけが立てたら成功です。相談も目配せもなしで、「せーの」から3秒以内に立ちます。立つ人が多すぎたり、誰も立たなかったりするたびに、会場から笑いが起きます。
人数が多い会では、テーブルごとに「2人」「3人」で挑戦する形にすると、待つ時間が減ります。座敷なら、立つ代わりに手を挙げてもらいます。
これから私が言う人数だけ、立ち上がってください。相談はなしです。
「せーの」から3秒以内に、ちょうど7人が立てば成功です。
いきますよ。7人。せーの。
- 時間
- 5分
- 人数
- 全員(20人以上いると盛り上がる)
- 準備物
- なし
- 難しさ
- ★
4. 社内ワードのビンゴ大会
定番のビンゴも、マスに数字ではなく今年の社内の言葉を入れると、忘年会らしくなります。ホワイトボードに「仕事納め」「大掃除」など、今年の言葉を20個ほど書きます。参加者は、そこから好きな9つを3×3のマスに書きこみます。司会は同じ言葉を書いたくじを引いていき、1列そろった人から景品を選べます。
カードは白紙に線を引くだけなので、印刷はいりません。3×3のマスなら、10〜15分で勝負がつきます。笑いが取れる景品は「忘年会の面白い景品アイデア」で紹介しています。
カードの9つのマスに、ホワイトボードの言葉から好きなものを9つ書いてください。
私が引いた言葉があれば、丸をつけます。
縦・横・斜めのどれか1列がそろったら、大きな声で「ビンゴ」とお願いします。
- 時間
- 10〜15分(3×3のマスの場合)
- 人数
- 全員
- 準備物
- 白紙とペン(人数分)、言葉を書いたくじ、景品
- 難しさ
- ★
5. 社長とじゃんけん大会
全員が立ち、前に出た社長や部長と同時にじゃんけんをします。負けた人とあいこの人は座り、最後の1人になるまで続けます。社長には景品を渡す役をお願いすると、会のしめくくりらしい場面になります。
全員、ご起立ください。これから社長とじゃんけんをしていただきます。
負けた方と、あいこの方は、その場でお座りください。
最後まで勝ち残った方には、社長から景品をお渡しします。それでは社長、お願いします。
- 時間
- 5〜10分
- 人数
- 全員
- 準備物
- 景品
- 難しさ
- ★
チーム戦で盛り上がるゲーム5つ
テーブルや部署ごとにチームを作って競うゲームです。チームの中で相談する声が増えるので、ふだん話さない人どうしも打ち解けます。1チーム4〜6人が目安です。
6. 仕事ジェスチャーゲーム(年末版)
チームから1人が前に出て、司会が見せたお題を、身ぶりだけでチームに伝えます。1分でいくつ当てられるかを競います。年末の仕事をお題にすると、「あるある」の笑いが増えます。
| お題 | 伝えるときのヒント |
|---|---|
| 年賀状の宛名書き | 1枚ずつ丁寧に書いては、横に重ねる |
| 大掃除で出てきた古い書類 | 引き出しの奥から紙を出し、首をかしげる |
| 仕事納めの挨拶まわり | おじぎをしながら、机から机へ移動する |
| カレンダーのかけかえ | 古いものを外して、新しいものをかける |
| 忘年会のお店の予約 | 電話をかけながら、指で人数を数える |
各チームから1人、前に来てください。
私が見せるお題を、声を出さずに、身ぶりだけでチームに伝えます。
制限時間は1分。当たったら、次のお題に進みます。
- 時間
- 15分(1チーム1分を数回)
- 人数
- 4〜6人のチームを3〜5組
- 準備物
- お題を書いたカード
- 難しさ
- ★
7. 年末の業務連絡ゲーム
列の先頭の人に、条件の多い業務連絡を耳打ちし、順番に後ろへ伝えていきます。最後の人が声に出して発表し、元の文と比べます。時刻や場所を1つ正しく伝えるごとに1点、と決めておくと、勝ち負けがはっきりします。
仕事納めの日は、午後2時から大掃除です。
各自の机と、共用の棚の上をお願いします。
ごみは燃えるごみと資源ごみに分けて、3時半までに1階へ出してください。
各チーム、席の順番で1列になってください。
先頭の方に、私から大事な業務連絡をお伝えします。小声で、後ろの方へ回してください。
最後の方には、大きな声で発表していただきます。
- 時間
- 10分
- 人数
- 5〜8人の列を2〜4列
- 準備物
- お題を書いたメモ(司会用)
- 難しさ
- ★
8. 紙コップタワー対決
チームごとに紙コップを配り、制限時間内にいちばん高く積んだチームの勝ちです。2回戦は「しゃべるの禁止」にすると、身ぶりだけで相談する姿に笑いが起きます。料理や飲み物から離れたテーブルで行いましょう。
各チームに、紙コップを30個ずつお配りしました。制限時間は1分です。
いちばん高く積んだチームの勝ち。ただし、終わりの合図で崩れていたら記録なしです。
よーい、スタート。
- 時間
- 10分
- 人数
- 4〜5人のチームを3〜5組
- 準備物
- 紙コップ(1チーム30個ほど)、タイマー
- 難しさ
- ★
9. カタカナ禁止の説明ゲーム
チームの1人がお題の言葉を説明し、ほかの人が当てます。ただし、説明にカタカナを使ってはいけません。会社はカタカナの言葉であふれているので、説明する人が言葉に詰まるたびに笑いが起きます。
お題には「パソコン」「ホチキス」「スケジュール」など、職場で毎日使う言葉が向いています。カタカナを言ってしまったら、そのお題はパスです。
説明する人は、カタカナを1文字も使ってはいけません。
たとえば「パソコン」なら、「机の上にある、文字を打つ箱」のように言いかえてください。
カタカナが出たら、その場でパスです。制限時間は1分半。
- 時間
- 15分(1チーム1分半)
- 人数
- 4〜6人のチームを3〜5組
- 準備物
- お題を書いたカード(1チーム10枚ほど)
- 難しさ
- ★★
10. 絵しりとりリレー
チームで1枚の紙を回し、言葉を使わずに、絵だけでしりとりをつなぎます。時間が来たら、最初の人から順に「何を描いたか」を答え合わせします。途中で言葉が変わっていると、そこで大きな笑いが起きます。
答え合わせで正しくつながっていた数が、そのチームの得点です。文字や数字を描くのは禁止にします。
最初の言葉は「こたつ」です。次の方は「つ」で始まるものを、絵だけで描いてください。
文字や数字は使えません。1人30秒で、次の方へ回します。
- 時間
- 15分
- 人数
- 4〜6人のチームを3〜5組
- 準備物
- スケッチブックか画用紙(チームに1冊)、太いペン
- 難しさ
- ★
個人戦で盛り上がるゲーム5つ
最後に優勝者を1人決めたいときは、個人戦が向いています。代表が前に出る形なら、見ている人も声援で参加できます。
11. ぴったり10秒ストップ
代表が目を閉じ、10秒たったと思ったところで手を挙げます。司会は手が挙がった順に秒数を声に出さずにメモし、全員が終わってから発表します。いちばん10秒に近い人が優勝です。2回戦は、会場の全員がわざとゆっくり手拍子をする中で挑戦してもらうと、つられる人が出て盛り上がります。
代表の方は目を閉じて、10秒たったと思ったら、手を挙げてください。
会場の皆さんは、声を出さずに見守ってください。
よーい、スタート。
- 時間
- 5分
- 人数
- 代表5人ほど
- 準備物
- スマホのストップウォッチ
- 難しさ
- ★
12. NGワードトーク
前に出た代表3〜4人に、それぞれ「言ってはいけない言葉」を決めます。言葉は本人に見えないよう、後ろに立つ係が紙に書いて頭の上に掲げ、会場にだけ見せます。司会と話をするうちに、その言葉を言ってしまった人から抜けていきます。
NGワードは「今年」「お疲れさま」「えっと」のように、つい口に出る言葉にします。司会が「今年いちばんの思い出は?」と、言わせたい言葉に近い質問をするのがコツです。
皆さんの後ろに、言ってはいけない言葉が出ています。会場の皆さんには見えていますが、ご本人には見えません。
これから私と少しお話をしていただきます。言ってしまったら、そこで席に戻っていただきます。
- 時間
- 10分
- 人数
- 代表3〜4人と、話を振る司会
- 準備物
- NGワードを書いた紙、紙を持つ係
- 難しさ
- ★★
13. お菓子つかみ取り100グラム
代表が個包装のお菓子を手でつかんで袋に入れ、ちょうど100グラムをめざします。キッチンスケールで量り、いちばん近い人の勝ちです。入れたお菓子はそのまま持ち帰ってもらえるので、景品を兼ねられます。
袋の中に、お菓子をちょうど100グラムになるまで入れてください。
量りは使えません。頼りになるのは、手の感覚だけです。
いちばん近かった方が優勝。入れたお菓子は、そのままお持ち帰りください。
- 時間
- 10分
- 人数
- 代表5人ほど
- 準備物
- 個包装のお菓子(大袋2〜3つ)、小さな袋、キッチンスケール
- 難しさ
- ★
14. トランプのハイ&ロー
司会がトランプを1枚めくり、次のカードがそれより大きいか小さいかを、全員が予想します。大きいと思う人は手を挙げ、小さいと思う人は下げたままにします。外れた人から座っていき、最後まで残った人が優勝です。
同じ数字が出たら、全員セーフにします。後ろの席からも見えるよう、めくった数字はホワイトボードに大きく書きましょう。
今めくったカードは「7」です。
次のカードが7より大きいと思う方は、手を挙げてください。小さいと思う方は、そのままで。
……それでは、めくります。
- 時間
- 10分
- 人数
- 全員(全員起立して始める)
- 準備物
- トランプ1組、ホワイトボードかスケッチブック
- 難しさ
- ★
15. 目を閉じてお絵かき
代表が目を閉じたまま、司会が出すお題を30秒で描きます。描き終えたら全員の絵を並べて見せ、拍手の大きさで優勝を決めます。お題は「鏡もち」「門松」「雪だるま」など年末年始らしいものにし、人の似顔絵は選びません。
お題は「門松」です。目を閉じたまま、30秒で描いてください。
途中で目を開けるのは、なしですよ。
それでは、よーい、スタート。
- 時間
- 10分
- 人数
- 代表4〜5人
- 準備物
- スケッチブック(人数分)、太いペン
- 難しさ
- ★
30分のゲームタイムの組み立て方
15個の中から3つを選び、次の順番で並べると、30分でちょうど収まります。表の中のゲームは一例なので、会場や人数に合わせて入れかえてください。
| 時間 | すること | ポイント |
|---|---|---|
| 0:00 | ゲームの説明とチーム分け | テーブルごとにチームにすると早い |
| 0:03 | 全員で遊ぶ(ちょうど〇人起立) | 体を動かして場を温める |
| 0:10 | チーム戦(カタカナ禁止の説明ゲーム) | 得点をホワイトボードに書いていく |
| 0:22 | 個人戦(トランプのハイ&ロー) | 最後の1人を決める |
| 0:28 | 結果発表と景品わたし | 勝ったチームと優勝者に拍手を贈る |
チーム戦の得点は、全員から見える場所に書いておきます。最後のお題だけ得点を2倍にすると、負けているチームにも逆転の望みが残り、最後まで盛り上がります。
司会の進め方と盛り上げるセリフ
ゲームが盛り上がるかどうかは、ルールの説明で決まります。説明は1文ずつ区切り、最初に司会か幹事が1回やってみせると、お酒が入った会場でも伝わります。
台本ゲームの時間の始めと終わり(約1分半)
(司会がマイクを持って前に出る。会場が静かになるのを待つ)
司会皆さん、お食事中に失礼します。ここからは、ゲームの時間です。
司会今日は3つのゲームを用意しました。最後まで勝ち残った方には、景品があります。
司会まずは練習です。「せーの」の合図で、全員で1回だけ拍手をしてください。せーの。
(会場が拍手する)
司会ありがとうございます。皆さん、息がぴったりですね。今日は期待できそうです。
司会それでは1つ目のゲーム。ルールは1つだけです。
(ゲームを進める。最後のゲームが終わる)
司会優勝は、〇〇さんです。大きな拍手をお願いします。
司会景品は、〇〇部長から渡していただきます。
(景品を渡し、拍手が収まるのを待つ)
司会ご参加ありがとうございました。この後は、お料理を楽しみながらゆっくりお過ごしください。
盛り上げるセリフのコツ
「あと10秒です」「今のところ2チームが同点です」のように、途中の様子を声に出して伝えます。失敗した人はからかわず、「いい勝負でした」と挑戦したことをほめましょう。
会の始まりから締めまでの進行は、「忘年会の司会台本」にまとめています。
よくある質問
何人くらいから盛り上がりますか?
チーム戦は、10人ほどいれば2チームに分けて楽しめます。5人以下の小さな会なら、そろうかなゲームやハイ&ローなど、全員が選手になるものを選びましょう。
景品がなくても盛り上がりますか?
盛り上がります。優勝者に「今年のジェスチャー王」のような称号を贈り、拍手で送るだけでも十分です。景品を用意するなら、「忘年会の景品の予算の決め方」で予算の目安を確かめてください。
ゲームの合間にクイズも入れたいです。
クイズは問題作りに時間がかかるので、ゲームと組み合わせるなら10問ほどにしぼります。会社にまつわる問題の作り方は「忘年会のクイズネタ」で紹介しています。
まとめ
- 全員で遊ぶゲーム→チーム戦→個人戦の順に並べると、最後に優勝者を決めて締められる
- 2時間の会なら、ゲームは20〜30分で2〜3個にしぼる
- ルールは1文ずつ区切って話し、最初に1回やってみせる
- お酒を飲ませる罰ゲームや、恥ずかしい格好をさせる罰ゲームは入れない






