ビンゴ以外で景品を配るなら、じゃんけん、クイズ、くじの3つを組み合わせるのがおすすめです。ビンゴのようにカードや機械を用意しなくても、10分ほどで景品を配り終えられます。ルールを少し工夫すれば、運が悪い人や、前に出るのが苦手な人にも当たる見込みが残ります。
この記事では、じゃんけん・クイズ・くじで景品を配るゲームを10個紹介します。同じ人ばかり当たらない進め方と、景品の渡し方もまとめました。
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ビンゴ以外の景品ゲームを選ぶ3つのポイント
ゲームを選ぶ前に、次の3つを決めておくと、10個の中から合うものがすぐに見つかります。
- 景品の数:景品が少ないなら、テーブルで分けられる景品を使うゲームにする
- 使える時間:10分しかないなら、じゃんけんかくじにしぼる
- 当たる人の決め方:運だけで決めるか、クイズの答えも加えるか
「1人1つまで」と最初に決めておくと、同じ人に景品が集まりません。当たった人は座る、名前のカードを箱から抜く、などの決まりを先に伝えましょう。難しさは★の数で表し、★1つがいちばん簡単です。
じゃんけんで配るゲーム3つ
1. ルールが変わるじゃんけん大会
全員が立ち、司会とじゃんけんをして、最後の1人が景品をもらいます。景品ごとに「勝ち残り」「負け残り」「あいこ残り」とルールを変えるのがこのゲームの工夫です。じゃんけんが弱い人にも、負け残りの回で当たる見込みが出てきます。
当たった人は座って見る側に回り、次の景品へ進みます。全員と司会が同時にじゃんけんをする基本の進め方は、「忘年会で盛り上がるゲーム15選」で紹介しています。
- 時間
- 10分(景品3〜5個)
- 人数
- 全員
- 準備物
- 景品
- 難しさ
- ★
2. テーブル代表じゃんけん
各テーブルから代表を1人ずつ前に出し、司会とじゃんけんをします。最後まで勝ち残った代表のテーブルに、全員で分けられる景品を渡します。代表を変えて3回戦行えば、3つのテーブルに当たります。
自分が出なくても、代表が勝てば景品がもらえるので、席から応援の声が上がります。景品の数が少ない会に向いています。
- 時間
- 10分(3回戦)
- 人数
- テーブルごとに代表1人
- 準備物
- テーブルで分けられる景品(お菓子の詰め合わせなど)
- 難しさ
- ★
3. 交換じゃんけん
最初に、全員に中身の見えない景品をくじで1つずつ配ります。そのあと司会と全員でじゃんけんを3回行い、勝った人は、まだ開けていない包みを誰とでも交換できます。交換は、勝った人が1人ずつ順番に行います。3回が終わったら、全員でいっせいに開けます。
全員に景品が渡るうえ、交換するたびに「そっちが当たりかも」と会場がざわつきます。人数が多い会では、交換を同じテーブルの中だけにすると早く進みます。
- 時間
- 15分
- 人数
- 全員(10〜30人が遊びやすい)
- 準備物
- 同じくらいの金額の景品を人数分(中身が見えないように包む)
- 難しさ
- ★
クイズで配るゲーム2つ
4. 景品の値段当て
景品を1つ見せ、前に呼んだ挑戦者5人に値段を予想してもらいます。予想をスケッチブックに書いていっせいに見せ、いちばん近い人がその景品をもらいます。業務用の大袋のお菓子のように、ふだん値段を見ない物ほど予想が割れて盛り上がります。
挑戦者は、景品ごとにくじで選びます。景品が5つなら25人が挑戦できます。値段は、買ったときのレシートの金額を正解にしましょう。
- 時間
- 15分(景品5つ)
- 人数
- 1つの景品につき挑戦者5人
- 準備物
- 景品、予想を書くスケッチブック5冊、ペン
- 難しさ
- ★
5. 正解者じゃんけんクイズ
司会が2択のクイズを出し、全員が手を挙げて答えます。正解した人だけが残り、その人たちで司会とじゃんけんをして、最後の1人が景品をもらいます。知識がなくても正解する見込みが半分あり、じゃんけんで運も加わるので、誰にでも当たる見込みがあります。
第1問 「忘年会」の「忘」の字の部首は? A 亠(なべぶた) B 心(こころ)
第2問 年越しそばを食べるのは、ふつう何日? A 12月31日 B 1月1日
第3問 鏡もちの上にのせる、昔ながらの果物は? A りんご B だいだい
正解は、第1問がB、第2問がA、第3問がBです。会社にまつわる問題を使いたいときは、「忘年会のクイズネタ」の問題例から、2択にしやすいものを選んでください。
- 時間
- 15分(5問・景品5つ)
- 人数
- 全員
- 準備物
- 2択の問題、景品
- 難しさ
- ★
くじの工夫で配るゲーム5つ
6. トランプ抽選
受付でトランプを1枚ずつ配り、持っていてもらいます。司会は別の1組から1枚ずつ引き、同じマークと数字のカードを持っている人が当たりです。誰も持っていないカードが出たら、引き直します。最後の数回だけ「数字が同じなら当たり」にすると、一度に4人が当たって盛り上がります。
- 時間
- 10分
- 人数
- 全員(52人まで)
- 準備物
- トランプ2組(配る用と、司会が引く用)
- 難しさ
- ★
7. リレー抽選
受付で名前を書いたカードを箱に集めておきます。最初の1人は司会が引き、当たった人が次の人のカードを引きます。引く人には、名前を読み上げる前にひと言そえてもらいます。「次は、今年お世話になった人に当たってほしいです」くらいの一言で十分です。
当たった人が順番に司会役になるので、自然に会話が生まれます。前に出た人が景品を受け取ってから、次のカードを引く流れにしましょう。
- 時間
- 10分(景品10個ほど)
- 人数
- 全員
- 準備物
- 名前を書いたカード、箱、景品
- 難しさ
- ★
8. ヒントつき封筒くじ
景品の数だけ封筒を用意し、中に景品の名前を書いた紙を入れます。封筒の表にはヒントだけを書いて、ホワイトボードに貼っておきます。じゃんけんやクイズで勝った人が、ヒントを見て封筒を1つ選びます。
「冬の朝の味方」(中身:ひざかけ)
「家族が集まる」(中身:ホットプレート)
「重さは約1キロ」(中身:お菓子の大袋)
「小さいけれど、毎日使う」(中身:ちょっといいボールペン)
ヒントを少しとぼけた言い方にすると、封筒を選ぶたびに会場から声が上がります。
- 時間
- 準備したゲームの時間+5分
- 人数
- 勝った人が選ぶ
- 準備物
- 封筒(景品の数だけ)、景品の名前を書いた紙
- 難しさ
- ★
9. 大きなあみだくじ
模造紙に大きなあみだくじを書き、下の段に景品の名前を書いて付箋で隠します。上の段に挑戦者8人ほどが名前を書き、1人1本ずつ横線を足してから、司会が太いペンでたどります。線をたどる間、会場の全員が行き先を見守るので、上位の賞の発表に向いています。
- 時間
- 15分
- 人数
- 挑戦者8人ほど(会場の全員が見て楽しむ)
- 準備物
- 模造紙、太いペン、景品の名前を隠す付箋
- 難しさ
- ★
10. 敗者復活くじ
景品のゲームが一通り終わったら、まだ1つも当たっていない人だけが参加できるくじを引きます。名前のカードのうち、当たった人の分を抜いた残りから、司会が2〜3枚引きます。景品には「残り物には福がある賞」のような名前をつけ、上位の賞に近いものを用意します。
最後まで当たる見込みが残るので、景品タイムの間に席を立つ人が減ります。
- 時間
- 5分
- 人数
- まだ当たっていない全員
- 準備物
- 名前のカード、箱、敗者復活用の景品2〜3個
- 難しさ
- ★
人数と時間で選ぶ早見表
| ゲーム | 向いている人数 | 時間 | 当たる人の決め方 |
|---|---|---|---|
| 1 ルールが変わるじゃんけん大会 | 何人でも | 10分 | 運 |
| 2 テーブル代表じゃんけん | 20人以上 | 10分 | 運(テーブルで分ける) |
| 3 交換じゃんけん | 10〜30人 | 15分 | 全員に当たる |
| 4 景品の値段当て | 何人でも | 15分 | 予想 |
| 5 正解者じゃんけんクイズ | 何人でも | 15分 | 知識と運 |
| 6 トランプ抽選 | 52人まで | 10分 | 運 |
| 7 リレー抽選 | 何人でも | 10分 | 運 |
| 8 ヒントつき封筒くじ | ほかのゲームと組み合わせる | +5分 | 選ぶ楽しみ |
| 9 大きなあみだくじ | 挑戦者8人ほど | 15分 | 運 |
| 10 敗者復活くじ | まだ当たっていない人 | 5分 | 運 |
迷ったら、「正解者じゃんけんクイズ→リレー抽選→敗者復活くじ」の順に組み合わせましょう。景品の数が多くても、30分ほどで配り終えられます。
進行と景品の渡し方
景品を渡す時間は、小さな景品から始めて、目玉は後半に出すのが基本です。笑いが取れる景品や、渡すときの見せ方は「忘年会の面白い景品アイデア」で紹介しています。
- 始める前に、景品を前の机に並べて見せる
- 「1人1つまで」の決まりと、当たった人がすることを伝える
- 当たった人は前に出て、渡す役の上司や幹事から受け取る
- 受け取ったら、ひと言もらって拍手で席に戻ってもらう
- 最後に敗者復活くじを引き、全員で拍手して終える
台本景品タイムの始めと終わり(約1分半)
(司会が前に出る。景品は前の机に並べておく)
司会お待たせしました。ここからは、景品をかけたゲームの時間です。
司会今日の景品は、全部で15個。目玉は、こちらのホットプレートです。
司会ルールは1つだけ。景品は1人1つまでです。当たった方は、名前のカードを箱から抜かせてください。
司会まだ当たっていない方には、最後に敗者復活のくじもあります。最後まで席でお楽しみください。
(ゲームを進め、景品を渡し終える)
司会それでは、最後の敗者復活くじです。今日の「残り物には福がある賞」は……〇〇さんです。
(〇〇さんが前に出て受け取り、拍手が起きる)
司会景品タイムは以上です。皆さん、ご参加ありがとうございました。
景品の数や予算をまだ決めていないときは、「忘年会の景品の予算の決め方」で目安を確かめてください。
よくある質問
景品が少ないときは、どのゲームがいいですか?
テーブル代表じゃんけんがおすすめです。1つの景品をテーブル全員で分けるので、景品が3つでも、多くの人が受け取れます。
10分しか時間がありません。
トランプ抽選かリレー抽選にしぼりましょう。説明がほとんど要らず、1つの景品を1分ほどで渡せます。
同じ人ばかり当たってしまいませんか?
「1人1つまで」の決まりにして、当たった人は名前のカードを抜くか、じゃんけんから外れてもらいます。最後に敗者復活くじを入れれば、運が悪かった人にも見込みが残ります。
まとめ
- ビンゴ以外の景品ゲームは、じゃんけん・クイズ・くじの3つを組み合わせる
- 「1人1つまで」と先に決め、当たった人は見る側に回ってもらう
- 景品が少ないときは、テーブル代表じゃんけんで分けられる景品を渡す
- 最後に敗者復活くじを入れて、全員に最後まで当たる見込みを残す





