忘年会のクイズは、「社員」「会社の歴史」「今年の出来事」「社内の数字」の4つから10問ほど選ぶのがおすすめです。どれも社内の人なら答えやすく、会場全体が盛り上がります。テーブルごとのチーム戦にして、最後の問題だけ得点を2倍にすれば、最後まで逆転の見込みが残ります。
この記事では、そのまま使える問題例を60個、ジャンルごとの作り方の型と一緒に紹介します。15分で終わる進め方と司会の台本、得点の付け方もまとめました。
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忘年会のクイズを作る前に決める3つのこと
問題の数と時間
クイズ大会は15分、10問を目安にします。答え合わせのたびに会場が盛り上がると、思ったより時間がのびるからです。予備の問題を3問用意しておき、時間が余ったら出しましょう。
答え方の形
3択を中心にして、数字を当てる問題や人物当てを少しまぜます。3択は誰でも答えられ、数字の問題は知識がなくても勝負できます。形を変えると、同じ人ばかりが当てる流れになりません。
チーム戦か個人戦か
忘年会では、テーブルごとのチーム戦がおすすめです。答えを相談するうちに会話が生まれ、ふだん話さない人どうしも打ち解けます。答えはテーブルで1枚の回答用紙に書いてもらいます。
問題にしないこと
- 容姿や体重、年齢、給料、人事の評価
- 恋愛や家族のことなど、職場で話したくない人がいる話題
- 本人が恥ずかしがっている失敗や、特定の人だけが笑われる話
- 本人の許可を取っていない写真や答え
会社で盛り上がるクイズの問題例60
〇〇には、名前や部署名、商品名などを入れます。「答え方」は、3択・数字・人物当てなど、出題の形の例です。正解は、それぞれのジャンルで紹介する方法で調べてください。
社員クイズ(1〜20)
社員クイズは、「本人の答え当て」「この人は誰でしょう」「社員アンケート」の3つの型で作ります。答えは本人に直接聞き、「クイズで出してもいいか」を1問ずつ確かめてから使います。アンケートは、会の2週間ほど前に全員に5問ほど送って集めます。
| No. | 問題 | 答え方 |
|---|---|---|
| 1 | 〇〇さんが子どものころになりたかった職業は? | 3択 |
| 2 | 〇〇さんが学生時代にしていたアルバイトは? | 3択 |
| 3 | 〇〇さんが休みの日に、いちばんよくしていることは? | 3択 |
| 4 | 〇〇さんの机の引き出しに、必ず入っているものは? | 3択 |
| 5 | 〇〇さんが仕事中によく飲んでいる飲み物は? | 3択 |
| 6 | 〇〇さんが今年はじめて挑戦したことは? | 3択 |
| 7 | 〇〇部長が新人のころ、最初に任された仕事は? | 3択 |
| 8 | 新人の〇〇さんが、入社していちばん驚いたことは? | 3択 |
| 9 | ヒント3つで当てる「この人は誰でしょう」 | 人物当て |
| 10 | 子どものころの写真に写っているのは、どの社員? | 4択 |
| 11 | 「今年の漢字」とその理由。書いたのは誰? | 人物当て |
| 12 | 好きな食べ物ベスト3から、本人を当てる | 人物当て |
| 13 | 旅先で撮った景色の写真。撮ったのは誰? | 人物当て |
| 14 | 読み上げた「来年の目標」を書いたのは誰? | 人物当て |
| 15 | 社員アンケート:年末年始にいちばんしたいことの1位は? | 3択 |
| 16 | 社員アンケート:朝ごはんは、ごはん派とパン派のどちらが多い? | 2択 |
| 17 | 社員アンケート:通勤中にしていることの1位は? | 3択 |
| 18 | 社員アンケート:会社の近くで人気のお昼の店の1位は? | 3択 |
| 19 | 社員アンケート:今年、社内でいちばんよく聞いた言葉は? | 3択 |
| 20 | 社員アンケート:休みが1日増えたら何をする?の1位は? | 3択 |
3択の選択肢は、「正解」「ありそうな外れ」「少し意外な外れ」の3つにすると、予想が割れて盛り上がります。
第1問 〇〇さんが子どものころになりたかった職業は?
A 消防士
B 図書館の司書
C 水族館の飼育員
人物当ては、ヒントを意外なものから順に出し、最後に部署名などの分かりやすいヒントを出します。
ヒント1 学生時代は、吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。
ヒント2 社内の観葉植物の水やりを、誰よりも欠かしません。
ヒント3 今年の春、〇〇課から〇〇課に移ってきました。
会社の歴史クイズ(21〜35)
会社の歴史は、「数字」「はじめて」「由来」「並べかえ」の4つの型で作れます。答えは、会社のホームページの沿革や社史、総務の担当者、長く勤めている人に聞くと集まります。入社したばかりの人も知らない話が多く、ベテランが活躍できるジャンルです。
| No. | 問題 | 答え方 |
|---|---|---|
| 21 | 会社ができたのは何年? | 3択 |
| 22 | 社名の由来は? | 3択 |
| 23 | ロゴマークのもとになったものは? | 3択 |
| 24 | 会社が最初に売り出した商品(サービス)は? | 3択 |
| 25 | 創業したときの社員の人数は? | 数字 |
| 26 | 最初の事務所があった場所は? | 3択 |
| 27 | 社訓(経営理念)の( )に入る言葉は? | 穴埋め |
| 28 | 今の場所に移ってきたのは何年前? | 数字 |
| 29 | これまでにいちばん多く売れた商品は? | 3択 |
| 30 | 3つの出来事を、古い順に並べると? | 並べかえ |
| 31 | 社内でいちばん長く使われている備品は? | 3択 |
| 32 | 会社のホームページができたのは何年? | 数字 |
| 33 | 創業者が大切にしていた言葉は? | 3択 |
| 34 | 昔の会社の写真。今と変わっていないものはどれ? | 3択 |
| 35 | 10年前の忘年会の会場は? | 3択 |
今年の出来事クイズ(36〜50)
今年の出来事は、「月ごとの出来事」「今年の数字」「今年のはじめて」の3つの型で作ります。社内報や行事の写真、各部署の担当者の話から集めましょう。1月から順に出題すると、1年の振り返りにもなります。
| No. | 問題 | 答え方 |
|---|---|---|
| 36 | 今年、新しく仲間になった人は何人? | 数字 |
| 37 | 今年、会社で使ったコピー用紙は何箱? | 数字 |
| 38 | 今年の社内行事で、いちばん参加者が多かったのは? | 3択 |
| 39 | 春の行事(お花見など)の日の天気は? | 3択 |
| 40 | 今年、〇〇部が新しく始めた取り組みは? | 3択 |
| 41 | 今年、社内でいちばん話題になった出来事は? | 3択 |
| 42 | 社内の自動販売機で、今年いちばん売れた飲み物は? | 3択 |
| 43 | 今年、出張でいちばん多く行った都道府県は? | 3択 |
| 44 | 夏の暑さ対策で、今年オフィスに増えたものは? | 3択 |
| 45 | 今年の〇月にオフィスで起きた、ちょっとした出来事は? | 3択 |
| 46 | 今年、新しく入った道具や仕組みは? | 3択 |
| 47 | 「〇〇」が始まったのは、今年の何月? | 月を当てる |
| 48 | 社長が選んだ「今年の漢字」は? | 3択 |
| 49 | 今年、来客がいちばん多かった月は? | 3択 |
| 50 | 今年、お客様から届いたお礼の手紙やメールは何通? | 数字 |
社内の数字と言葉のクイズ(51〜60)
社内の数字は、実際に数えれば答えが出るので、準備がいちばん楽なジャンルです。答えに近いほど点が入る「ぴったり賞」の形にすると、全員が最後まで考えます。
| No. | 問題 | 答え方 |
|---|---|---|
| 51 | 社内の略語「〇〇」の正しい意味は? | 3択 |
| 52 | 社内だけで通じる言い回し「〇〇」の、正しい使い方は? | 3択 |
| 53 | 会議室の名前の由来は? | 3択 |
| 54 | 会社の玄関から最寄り駅まで、歩いて何歩? | 数字 |
| 55 | オフィスにある観葉植物は、全部でいくつ? | 数字 |
| 56 | 共用の引き出しに入っているボールペンは何本? | 数字 |
| 57 | オフィスの窓は、全部でいくつ? | 数字 |
| 58 | エレベーターの定員は何人? | 数字 |
| 59 | 〇〇課の内線番号は? | 数字 |
| 60 | 社内でいちばん重い備品は? | 3択 |
15分で終わるクイズ大会の進め方
60問から10問を選び、ジャンルをまぜて並べます。最初は答えやすい社員クイズ、最後は全員が気になる「社長の今年の漢字」のような問題にすると、流れがきれいです。
| 時間 | すること | 問題の選び方 |
|---|---|---|
| 0:00 | ルールの説明と練習問題 | 会場の名前など、全員が分かる1問 |
| 0:02 | 第1〜4問 | 社員クイズの3択 |
| 0:07 | 第5〜7問 | 会社の歴史、今年の出来事 |
| 0:10 | 第8・9問 | 数字の問題(ぴったり賞) |
| 0:12 | 途中経過の発表と最終問題 | 得点2倍の問題 |
| 0:14 | 結果発表と景品わたし | 優勝テーブルに拍手を贈る |
台本クイズ大会の始まりと最終問題(約2分)
(司会がマイクを持って前に出る。各テーブルに回答用紙とペンを配っておく)
司会ここからは、〇〇社クイズ大会です。テーブルごとのチーム戦で、全部で10問出題します。
司会答えはテーブルで相談して、回答用紙に1つだけ書いてください。
司会まずは練習問題です。今日のこの会場の名前は何でしょう。Aが〇〇、Bが〇〇、Cが〇〇。
(各テーブルが答えを書く)
司会それでは、オープン。……正解はAです。今のように、「オープン」の合図で用紙を高く上げてください。
(第1問から第9問までを進める)
司会いよいよ最終問題です。この問題だけ、得点が2倍になります。
司会今のところ1位は3番テーブル、2位は5番テーブルです。まだどのテーブルにも、優勝の見込みがあります。
司会最終問題。社長が選んだ今年の漢字は、次のうちどれでしょう。A「挑」、B「進」、C「和」。
司会書けたテーブルから、用紙を伏せてお待ちください。……それでは、オープン。
(社長に、正解の漢字を書いた紙を掲げてもらう)
司会正解はB「進」です。社長、この字を選んだ理由を一言お願いします。
最終問題の答え合わせで、社長や部長に一言話してもらうと、クイズが会の挨拶につながります。クイズの前後に体を動かすゲームを入れるなら、「忘年会で盛り上がるゲーム15選」から短いものを選んでください。
当日までに用意するもの
- 問題と正解を書いた司会用の紙(予備の問題3問も)
- 問題を見せるフリップかスライド
- テーブルの数だけの回答用紙とペン
- 得点を書くホワイトボードと、採点係1人
- 優勝したテーブルへの景品(分けやすいもの)
最後まで盛り上がる得点の付け方
得点は、問題の形ごとに変えます。外れても点を引かないことと、最終問題で逆転できる点数にしておくことの2つが大切です。
| 問題の形 | 点数の例 | ねらい |
|---|---|---|
| 3択・2択 | 正解で10点 | 外れても0点で、点は引かない |
| 並べかえ・穴埋め | 全部正解で20点、1つ違いで10点 | 部分点で最後まで期待が残る |
| 数字 | ぴったりで30点、いちばん近いテーブルに20点 | 知識がなくても勝負できる |
| 人物当て | ヒント1で正解30点、ヒント2で20点、ヒント3で10点 | 早く答えるほど高い |
| 最終問題 | 得点を2倍 | 下位のテーブルにも逆転の見込みを残す |
得点はホワイトボードに書き、3問ごとに途中経過を読み上げます。採点係を1人決めておけば、司会は進行に集中できます。
同点のテーブルが出たら、数字の問題を1問追加し、答えにいちばん近いテーブルを勝ちにします。「この会場に今いる人は全部で何人?」のように、その場で答えが分かる問題が手軽です。景品の渡し方を工夫したいときは、「ビンゴ以外の景品ゲーム10選」も参考になります。
問題作りの時間が取れないときは
60問から選ぶだけでも、正解を集めて選択肢を作る作業には数日かかります。年末の忙しい時期に間に合わないときは、問題の数を減らして、数字のクイズを中心にすると準備が軽くなります。
よくある質問
何問くらい用意すればいいですか?
15分のクイズ大会なら10問が目安です。答え合わせで盛り上がると時間がのびるので、予備の3問は時間が余ったときだけ出します。
スクリーンがない会場では、どう見せればいいですか?
画用紙に大きく書いたフリップを使います。問題を1枚、選択肢を次の1枚に分けて書くと、後ろの席からも読めます。問題は2回ゆっくり読み上げましょう。
送別会や歓迎会でも使えますか?
使えます。社員クイズの1〜14を、主役1人についての問題に変えるだけです。主役がいる会の進め方は「送別会の出し物10選」で紹介しています。
まとめ
- 忘年会のクイズは、社員・会社の歴史・今年の出来事・社内の数字の4つから10問ほど選ぶ
- 3択を中心に、数字の問題と人物当てをまぜると、同じ人ばかりが当てる流れにならない
- 外れても点を引かず、最終問題を得点2倍にして逆転の見込みを残す
- 社員の答えや写真は、本人に許可を取ったものだけを使う






