雑談の面白いネタ一覧|会話が続く話題と広げ方・質問の例

黒電話で話す女性に、身を乗り出して話しかける男性

雑談の面白いネタは、特別な話でなくてかまいません。「最近あった小さな変化」と「相手が答えやすい質問」があれば、会話は自然に続きます。雑談の面白さは、話題そのものより、話の広げ方から生まれるものです。

この記事では、場面別に使える雑談の話題一覧と、話を広げる3つの型、相手に話してもらう質問の例を紹介します。年の離れた人と話すときのコツや、避けたい話題もまとめました。

目次目次を閉じる目次を開く
  1. 雑談のネタは「小さな変化」から探す
  2. 場面別・雑談の話題一覧
  3. 話を広げる3つの型
  4. 相手に話してもらう質問の例
  5. 年の離れた人との雑談のコツ
  6. 雑談に小さな笑いが生まれるコツ
  7. よくある質問
  8. まとめ

雑談のネタは「小さな変化」から探す

天気や季節の話は話しかけやすい反面、それだけでは「そうですね」で終わってしまいます。会話が続く人は、天気の話に「自分の小さな変化」を1つ足しています。

例文天気の話に、小さな変化を1つ足す

足さない場合「今日は暑いですね」
足した場合「今日は暑いですね。今朝、日傘を初めて差してみたんですけど、まだ差し方がぎこちなくて」

足した場合は、相手が「どうぎこちないんですか」と聞き返せます。小さな変化は、相手が質問するための入り口になるのです。小さな変化には、次のような種類があります。

小さな変化の種類話題の例
最近始めたこと朝のストレッチ、ベランダの家庭菜園、新しい料理
最近変えたこと通勤の道、昼ごはんのお店、スマホの待ち受け画面
最近困っていること新しい家電の使い方、洗濯物が乾かない
最近気づいたこと近所に新しいお店ができた、駅の階段が工事中

大きな出来事は要りません。歯ブラシを替えた、通勤の道を1本変えた、くらいの話で十分です。

場面別・雑談の話題一覧

場面ごとに、話しかけやすい話題と最初の一言をまとめました。そのまま使っても、自分の言葉に直してもかまいません。

場面話題最初の一言の例
職場の朝通勤中の出来事「今朝、駅がいつもより混んでいませんでした?」
昼休みお昼ごはん「最近、新しく見つけたお店ってあります?」
会議の前部屋や天気のこと「この部屋、少し寒くないですか」
初対面ここに来るまでのこと「ここまで、迷わずに来られました?」
取引先・お客さん周りのお店や季節「この辺りは、お昼を食べるところが多いですね」
年の離れた人昔と今のちがい「この辺りは、前はどんなお店があったんですか」
帰りのエレベーター週末の予定「週末、何か楽しみな予定ってあります?」

ほかにも、誰とでも話しやすい話題があります。食べ物や季節の行事、子どものころの遊びや給食、最近笑ったこと、家の中の小さな困りごとなどです。どれも正解や優劣がないので、相手が気楽に答えられます。

雑談で避けたい話題

  • 見た目や体型、年齢についての話
  • 結婚や恋人、子どもの有無をたずねる話
  • 給料などのお金、政治、宗教の話
  • その場にいない人のうわさ話
  • 相手の出身や家族をからかう話

話を広げる3つの型

雑談が続く人は、相手の答えを「広げる」のが上手です。広げ方は、次の3つの型に分けられます。

型やること一言の例
型1:くわしく聞く数字や様子を聞き出す「どれくらい?」「どんな感じでした?」
型2:自分の話を少し足す似た話を1〜2文だけ話して、相手に返す「私も似たことがあって……〇〇さんは?」
型3:「もしも」で遊ぶありえない場面を想像してもらう「もし〜だったら、どうします?」

型1は、話を具体的にして笑いどころを見つける型です。型2は、相手との距離を縮めます。型3は正解がないので、答える人も聞く人も楽しめます。3つを順番に使うと、1つの話題で長く話せます。

台本3つの型を使った雑談の例(約1分)

A最近、ベランダで小さいトマトを育て始めたんです。

Bいいですね。もう実はなりました?

A1個だけなりました。

B1個! その1個は、どうやって食べたんですか。

A家族4人で分けました。

B4等分ですか。それはもう、儀式ですね。

Aそうなんです。みんなで「いただきます」をしてから食べました。

B私もバジルを育てたことがあるんですけど、葉っぱが3枚で終わりました。

A3枚。それは収穫というより、観察ですね。

Bもし来年、トマトが100個なったらどうします?

Aたぶん、近所に配り歩きます。

「もう実はなりました?」「どうやって食べたんですか」が型1、「バジルを育てたことがあって」が型2、「もし来年100個なったら」が型3です。途中の「1個!」のように相手の言葉をくり返す返し方は、「相づちで笑いを生むには?」で詳しく紹介しています。

相手に話してもらう質問の例

雑談では、自分が話すより相手に話してもらうほうが、場が温まりやすくなります。答えやすい質問から順に使ってみてください。

質問の種類例答えやすさ
はい・いいえで答えられる「朝ごはんは、パン派ですか」とても答えやすい
2つから選ぶ「夏に行くなら、海と山のどっちですか」とても答えやすい
最近のこと「最近、つい買ってしまうものってあります?」答えやすい
子どものころのこと「子どものころ、好きだった給食って何でした?」答えやすい
もしも「1日だけ動物になれるなら、何になります?」少し考える
教えてもらう「よく行くお店で、おすすめってあります?」少し考える

ほかにも、次のような質問は相手の話を引き出しやすいものです。

  • 「最近、ちょっとうれしかったことってあります?」
  • 「家の中で、一番落ち着く場所はどこですか」
  • 「この季節になると、食べたくなるものってあります?」
  • 「通勤のあいだは、いつも何をしていますか」
  • 「一度でいいから、やってみたい仕事ってあります?」
  • 「最近覚えた、ちょっと便利なことってあります?」

「趣味は何ですか」のような大きな質問は、意外と答えにくいものです。「最近ハマっていることってあります?」のように範囲をしぼると、答えが出やすくなります。自己紹介の場で使える質問は「自己紹介で使える面白い項目・質問一覧」にもまとめています。

質問攻めにしないコツ

質問を続けるときは、相手の答えに一言感想を返してから、次の質問をします。「質問→答え→感想→次の質問」の順にすると、取り調べのような雰囲気になりません。

年の離れた人との雑談のコツ

年の離れた人と話すときは、共通の話題を無理に探さなくてかまいません。「教えてもらう」つもりで聞くと、会話は自然に続きます。自分が詳しいことを聞かれるのは、誰にとってもうれしいものです。

例文年上の人に話しかけるとき

「この商店街、前はどんなお店が並んでいたんですか」
「子どものころは、どんな遊びをしていました?」
「〇〇さんが新人のころは、どんな仕事から覚えたんですか」

例文年下の人に話しかけるとき

「最近、周りで流行っていることってある?」
「この前教えてもらった方法、試したらすごく便利だったよ」
「お昼は、いつもどの辺りで食べてるの?」

年下の人に話しかけるときは、「最近の若い人は」のように、相手をひとまとめにする言い方は避けましょう。年齢を話題にした冗談も、言われた側が反応に困ることがあります。相手1人の話を、そのまま面白がるのが一番です。

雑談に小さな笑いが生まれるコツ

雑談の笑いは、大きなボケ(わざと外したことを言う役や、その発言)から生まれるわけではありません。ちょっとした言い方の工夫で、場が明るくなります。

コツ例
相手の言葉をくり返して驚く「1個!」「4等分ですか」
少し大げさに言い換える「それはもう、儀式ですね」
小さな「あるある」を出す「会議の前って、なぜか急にお茶を飲みたくなりますよね」
自分の小さな失敗を先に話す「今朝、ズボンを裏返しにはいていたことに、駅で気づきました」

あるあるとは、多くの人が「自分にもある」と共感できる出来事のことです。見つけ方は「あるあるネタの作り方」で紹介しています。自分の失敗を話すと、相手も失敗談を話しやすくなり、会話がぐっと打ち解けます。

よくある質問

話しかけるきっかけがつかめません。

挨拶のあとに、一言だけ足すのが一番簡単です。「おはようございます。今朝は冷えますね」「お疲れさまです。その傘、かわいい色ですね」のように、目の前にあるものを一言添えます。相手が乗ってきたら、型1で少しくわしく聞いてみましょう。

話題がすぐに尽きてしまいます。

話題を増やすより、相手の答えから次の質問を作るほうが長く続きます。答えの中の数字や名前を拾って、「どれくらい?」「どんな?」と聞いてみてください。1つの話題で3往復を目指しましょう。

沈黙が気まずいときは、どうすればいいですか?

周りにあるもの、たとえば部屋の温度や窓の外の様子、飲み物を話題にするのが一番簡単です。また、少しの沈黙は悪いことではありません。お互いに一息つける時間だと考えれば、あわてずに済みます。

飲み会のように大人数のときも、同じ話題で大丈夫ですか?

大丈夫です。大人数のときは、2択の質問のように全員が答えられるものが向いています。話していない人に話を振るコツは「飲み会で話を盛り上げるには?」で紹介しています。

まとめ

  • 雑談のネタは、天気などの話題に「自分の小さな変化」を1つ足すと続く
  • 話を広げる型は、くわしく聞く、自分の話を少し足す、もしも、の3つ
  • 質問は、はい・いいえや2択など、答えやすいものから始める
  • 年の離れた人には、教えてもらうつもりで聞く
  • 見た目や年齢、恋愛やお金の話題は避ける
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