二次会のゲームは、全員が同時に参加できるものを1つと、チーム戦を1つ組み合わせるのが基本です。チームは新郎側と新婦側のゲストをまぜて作ると、初対面の人同士も自然に打ち解けます。罰ゲームにお酒を使うのはやめましょう。
この記事では、全員参加・チーム戦・大人数向けの3つに分けて、二次会で盛り上がるゲームを12個紹介します。どれも、ルール、所要時間、準備物、司会のセリフつきです。ゲーム以外の出し物は「結婚式の二次会の余興アイデア12選」にまとめています。
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二次会のゲームを選ぶ3つの目安
まずは人数で、向いているゲームをしぼります。右の列の番号は、この記事で紹介するゲームの番号です。
| 参加する人数 | 向いているゲーム | 番号 |
|---|---|---|
| 30人まで | 全員参加、チーム戦のどれでも | 1〜8 |
| 30〜60人 | チーム戦、大人数向け | 5〜12 |
| 60人以上 | 大人数向け、スマホで答えるクイズ | 4、9〜12 |
次に、会場の形を考えます。立食なら会場を動き回るゲーム(9〜11)、着席ならテーブルをそのままチームにできるゲーム(5〜8)が向いています。
最後に時間です。二次会は2時間ほどしかないので、1つのゲームは15分まで、全体で30〜40分に収めると、歓談の時間がしっかり残ります。
全員参加で盛り上がるゲーム(1〜4)
1人ずつ参加するゲームです。説明が短く済むので、乾杯のあとの最初のゲームに向いています。難しさは★の数で表しています(★1つがいちばん簡単です)。
1. 新郎新婦とポーズを合わせろ
新郎新婦と同じポーズをとれた人が、勝ち残っていくゲームです。説明は30秒で済み、何人でも同時に遊べます。
- 3つのポーズ(ハート、ピース、ばんざい)を決め、全員で一度練習する
- 新郎新婦は小声で相談し、そろって出すポーズを1つ決める
- 司会の「せーの」で全員がポーズをとる。新郎新婦と同じ人だけが次に進み、違った人は応援する側に回る
- 残りが5人ほどになるまで続ける
- 時間
- 5〜10分
- 人数
- 何人でも
- 準備物
- なし(ポーズを書いた紙があると分かりやすい)
- 難しさ
- ★
司会のセリフの例:「新郎新婦と気持ちが通じている人だけが進めます。二人の息の合い方に、ついてこられるでしょうか」
2. 声だけで新郎(新婦)当て
後ろを向いた新婦が、声だけで新郎を当てるゲームです。会場のゲストにも何番が新郎かを予想してもらうと、全員が参加できます。
- 新郎と、新郎の友人4人が番号の札を持って一列に並ぶ
- 新婦は、会場に背を向けて立つ
- 5人が順番に、同じセリフ(例:「〇〇、ごはんできたよ」)を言う。友人は新郎の声をまねてもよい
- 新婦が番号で答え、ゲストも指で番号を出して予想する
- 次は新婦と新婦の友人が並び、新郎が当てる番にする
- 時間
- 10分
- 人数
- 新郎新婦と、それぞれの友人4人(ゲストは予想で参加)
- 準備物
- 番号の札
- 難しさ
- ★
司会のセリフの例:「運命の人の声を、聞き分けられるでしょうか。会場の皆さんも、新郎だと思う番号を指で出してください」
3. ズームアップ写真クイズ
新郎新婦にゆかりのある物を、大きく拡大した写真で映し、何の写真かを当ててもらいます。少しずつ引いた写真に変えていくと、分かった瞬間に会場から声が上がります。
- 新郎新婦の愛用品や、思い出の場所の写真を5枚ほど用意する
- 1枚につき、拡大・少し引き・全体の3段階の写真を作る
- 拡大した写真から映し、分かった人は手を挙げて答える
- 1段階目で当てたら3点、2段階目は2点、3段階目は1点にする
- 時間
- 10〜15分
- 人数
- 司会1人(会場の全員が参加)
- 準備物
- 写真、スクリーンかタブレット、得点を書く紙
- 難しさ
- ★★
司会のセリフの例:「これは、新郎が毎日使っている物です。分かった人は、手を挙げて大きな声でどうぞ」
4. スマホで答える早押しクイズ
参加者が自分のスマホで答えるクイズです。答えが自動で集まり、正解の早さで順位がつくので、100人近い二次会でも進めやすい形です。
- 参加者がスマホで答えるクイズのサービスを選び、問題を登録しておく(無料で使えるものもある)
- 乾杯のあとに、参加のしかたを案内する(読み取り用の二次元コードを映すなど)
- 問題を映し、制限時間内に答えてもらう
- 1問ごとに順位を映し、全問のあとで優勝者を発表する
- 時間
- 15〜20分
- 人数
- 何人でも
- 準備物
- クイズのサービス、スクリーン、店のネット回線
- 難しさ
- ★★
スマホの操作が苦手な人がいたら、隣の人とペアで答えてもらいましょう。問題は「結婚式の余興クイズの問題例50」から選ぶと、早く作れます。
司会のセリフの例:「準備はいいですか。答えは早いほど点が高くなります。それでは1問目です」
チーム戦で盛り上がるゲーム(5〜8)
4〜6人でチームを作り、得点を競います。チームを作るときは、受付で配るカードの色などで、新郎側と新婦側のゲストがまざるように分けておきます。
5. 新聞紙ウェディングドレス対決
チームで1人モデルを選び、新聞紙とテープだけでウェディングドレスやタキシードを作ります。完成したらモデルが前に出てお披露目し、新郎新婦がいちばん気に入ったチームを選びます。
- チームに新聞紙10枚ほどとテープを配り、モデルを1人決める
- 制限時間10分で、モデルに着せる衣装を作る
- 1チームずつモデルが前に出て、代表が10秒で衣装の見どころを紹介する
- 新郎新婦が、いちばん気に入ったチームを指さして選ぶ
- 時間
- 20分
- 人数
- 4〜6人のチームを3〜5組
- 準備物
- 新聞紙、布テープ、はさみ
- 難しさ
- ★★
モデルは、引き受けてくれる人にお願いします。衣装は服の上から着せる形にし、すぐに外せるようにしておきましょう。司会の進め方は、下の台本で紹介しています。
6. 写真パズルレース
新郎新婦の写真をパズルにして、チームで早く完成させるゲームです。二人のことを知らなくても参加でき、完成した写真をきっかけに思い出話が広がります。
- 新郎新婦の写真をA4ほどに印刷し、厚紙に貼って12〜16ピースに切る(同じ写真をチームの数だけ作る)
- 司会の合図で、チームでピースを並べる
- 完成したチームから手を挙げ、早い順に順位をつける
- 全チームが完成したら、新郎新婦にその写真の思い出を一言話してもらう
- 時間
- 10分
- 人数
- 4〜6人のチームをいくつでも
- 準備物
- 写真を貼った厚紙のピース(チームの数)、ピースを入れる封筒
- 難しさ
- ★
司会のセリフの例:「完成した写真が、どんな日の一枚なのか。答え合わせは、新郎新婦に聞いてみましょう」
7. お絵描き伝言ゲーム
言葉の代わりに、絵で伝える伝言ゲームです。列の終わりの人が答えたあと、途中の絵を順番に見せていくと、少しずつ変わっていく様子に笑いが起きます。
- 5〜6人のチームで一列に並ぶ
- 先頭の人だけがお題(例:「新婚旅行」「ウェディングケーキ」)を見て、10秒で絵を描く
- 次の人はその絵だけを見て10秒で描き、後ろの人に見せる
- 列の終わりの人が答えを言い、当たったら得点。途中の絵を全部見せる
- 時間
- 10〜15分
- 人数
- 5〜6人のチームを2〜4組
- 準備物
- 小さめのスケッチブックか紙、ペン、お題のカード
- 難しさ
- ★
司会のセリフの例:「絵が苦手な人ほど、名作が生まれます。迷わず描いてください」
8. 今日の披露宴ふりかえりクイズ
その日の披露宴で起きたことを問題にするクイズです。披露宴に出た人と出ていない人を同じチームにすると、チームの中で自然に会話が生まれます。
- 披露宴の最中に、問題になりそうな場面をメモしておく(ケーキは何段だったか、お色直しのドレスは何色だったか、など)
- 二次会の始めまでに、3択の問題を5問ほどにまとめる
- チームで相談して答え、正解ごとに1点をつける
- 時間
- 10分
- 人数
- 4〜6人のチームをいくつでも
- 準備物
- 問題を書いたスケッチブック(または映す画面)、答えを書く紙
- 難しさ
- ★★
司会のセリフの例:「披露宴に出ていた方は、チームの頼れる証人です。出ていない方は、証人の話をよく聞いてください」
大人数でも回るゲーム(9〜12)
50人を超える二次会でも、全員が同時に動けるゲームです。とくに立食の会場に向いています。
9. 物語の登場人物さがし
新郎新婦の歩みを短い物語にして読み上げ、物語に出てくる人を会場から探し出すゲームです。見つかった人に前へ出てもらい、その場面の話を一言聞くと、会場が温かい空気に包まれます。
- 新郎新婦に、物語に出てくる人を5人ほど選んでもらう(例:二人を引き合わせた人、新郎に料理を教えた人)
- 司会が物語を読み、「この人は誰でしょう」と問いかける
- チームで会場を回って本人を探し、見つけたら一緒に前へ連れてくる
- 早く連れてきたチームに得点。本人から、その場面の話を一言もらう
ある会社の4階に、いつも資料を山ほど抱えている新郎がいました。
ある日、その新郎に「隣の部署に、話の合いそうな人がいるよ」と声をかけた人がいます。
さて、二人を引き合わせたこの人は誰でしょう。チームで会場を探して、ここに連れてきてください。
- 時間
- 15分
- 人数
- 何人でも(チームで探す)
- 準備物
- 物語を書いた台本
- 難しさ
- ★★
物語に出てもらう人は、新郎新婦と幹事だけの秘密にしておくと盛り上がります。人前に出るのが苦手な人は、選ばないようにしましょう。
10. ペアの言葉さがし
2つで1組になる言葉の片方を書いたカードを受付で配り、もう片方を持つ人を探します。カードがきっかけになるので、知らない人同士でも気軽に声をかけ合えます。
- 「ごはん」と「みそ汁」、「歯ブラシ」と「歯みがき粉」のように、2つで1組の言葉を人数の半分の組数だけ用意する
- 受付で、カードを1枚ずつばらばらに配る
- 司会の合図で相手を探し、見つかったら二人で司会のところへ報告に来る
- 早かった5組に拍手を送る。新郎新婦の名前のペアになった二人には、二人と写真を撮る特典をつける
- 時間
- 10分
- 人数
- 20人以上(奇数のときは幹事が1枚持つ)
- 準備物
- 言葉を書いたカード
- 難しさ
- ★
司会のセリフの例:「皆さんのカードには、どこかに相方がいます。新郎新婦のように、ぴったりの相手を見つけてください」
11. 写真ミッションラリー
チームごとに「お題に合った写真を撮る」ミッションを出し、制限時間内にいくつ達成できるかを競います。撮った写真は、そのまま新郎新婦への記念になります。
- お題を6つほど書いたミッションカードを、チームに1枚ずつ渡す
- 制限時間15分で、チームで協力してスマホで撮る
- 時間になったら達成した数を数え、いちばん良い1枚を見せる
- 新郎新婦が、いちばん気に入った写真を選ぶ
お題は、ゲスト同士が声をかけ合うものにします。たとえば「新郎と同じポーズで写る」「新郎側と新婦側のゲストが半分ずつ写る」「全員の手でハートを作る」などです。
- 時間
- 20分
- 人数
- 4〜8人のチームをいくつでも
- 準備物
- ミッションカード、スマホ、写真を集める共有の保存場所
- 難しさ
- ★★
写真に写りたくない人もいるので、撮る係と写る係は自由に選べるようにしておきます。
司会のセリフの例:「撮った写真は、全部新郎新婦へのプレゼントになります。いい笑顔でお願いします」
12. 「おめでとう」声量対決
テーブルごとに声をそろえて「おめでとう」と言い、声の大きさを競います。準備はほとんど要らず、大人数ほど盛り上がります。
- テーブルごとに、10秒の作戦タイムを取る
- 1チームずつ、司会の合図で「〇〇、〇〇さん、おめでとう」と声をそろえる
- 司会が、スマホの音の大きさを測るアプリで数字を読み上げる
- いちばん大きな数字が出たテーブルの勝ち
- 時間
- 5分
- 人数
- 何人でも
- 準備物
- 音の大きさを測るスマホのアプリ
- 難しさ
- ★
貸し切りでない店では、ほかのお客さんの迷惑になるので行わないようにしましょう。
司会のセリフの例:「新郎新婦に、いちばん大きなお祝いを届けたテーブルの勝ちです」
チーム分けと得点のつけ方
チーム戦は、分け方と得点の見せ方で盛り上がりが変わります。次の4つを決めておきましょう。
- チームは受付で決める(カードの色やシールで、新郎側と新婦側をまぜる)
- 得点は大きな紙に書いて壁に貼り、全員に見えるようにする
- 最終戦だけ得点を2倍にすると、逆転が起きて盛り上がる
- 負けたチームへの罰は、お酒ではなく「新郎新婦にお祝いを一言」にする
司会の進め方(新聞紙ドレス対決の台本)
どのゲームも、「ルールを短く説明する→本番→結果を発表し、新郎新婦に一言もらう」の順で進めると、会場が置いていかれません。5の新聞紙ウェディングドレス対決を例に、司会のセリフを紹介します。
台本新聞紙ドレス対決の司会(約3分の抜粋)
司会続いては、チーム対抗「新聞紙ウェディングドレス対決」です。
司会各チーム、モデルを1人選んでください。選ばれた方、今日の主役は新郎新婦ですが、10分だけは皆さんも主役です。
司会材料は、テーブルにある新聞紙とテープだけ。制限時間は10分です。
司会それでは、スタート。
(5分たったら)
司会残り5分です。袖をつけるか、すそを長くするか、ここが勝負どころです。
(10分たったら)
司会そこまでです。手を止めてください。
(拍手を待つ)
司会では、Aチームのモデルさん、前へどうぞ。代表の方、10秒で見どころをお願いします。
代表テーマは「新婦の好きな花」です。胸の花は、全員で一つずつ折りました。
司会チームの気持ちがこもっていますね。大きな拍手をお願いします。
(全チームの紹介が済んだら)
司会それでは新郎新婦のお二人に、いちばん気に入ったチームを指さしていただきます。せーの。
二次会全体の進行とセリフは「二次会の司会台本」にまとめています。
よくある質問
ゲームはいくつ用意すればいいですか?
2時間の二次会なら、2〜3個が目安です。全員参加のゲームを1つと、チーム戦か大人数向けを1つ選び、ビンゴもする場合はゲームを1つにしぼりましょう。
景品は必要ですか?
あると盛り上がりますが、なくても楽しめます。景品を用意するなら、「二次会のビンゴ大会の進め方」の数と予算の考え方が使えます。用意しない場合の工夫は「景品なしでも盛り上がる二次会のゲーム」で紹介しています。
お酒を飲まない人や、年配の人も楽しめますか?
この記事のゲームは、どれもお酒を使いません。動きの少ない1・3・4・8は、座ったままでも参加できます。
まとめ
- 全員参加のゲームを1つと、チーム戦を1つ組み合わせる
- チームは、新郎側と新婦側のゲストをまぜて作る
- 1つのゲームは15分まで、全体で30〜40分に収める
- 説明は短くし、結果発表のあとに新郎新婦の一言をもらう
- 罰ゲームにお酒は使わない





