結婚式の二次会の余興アイデア12選|くだけた場で盛り上がる出し物と進行例

会場の受付で、カバンを持った男性と笑顔で話す係の女性

結婚式の二次会の余興は、「見せる」出し物より「参加する」出し物が向いています。ゲストは友人が中心で、会場は立食のことが多く、お酒も入っているからです。言葉づかいはくだけてよい一方、昔の恋愛の話や下ネタのような、人を傷つける笑いは二次会でも避けます。

この記事では、披露宴との違いと、二次会向けの出し物12個、2時間の二次会の進行の例を紹介します。

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  1. 披露宴と二次会の違い
  2. みんなで参加する出し物(1〜4)
  3. 友人が見せる出し物(5〜8)
  4. 新郎新婦が主役の出し物(9〜12)
  5. 2時間の二次会の進行の例
  6. 二次会の出し物でよくある失敗
  7. よくある質問
  8. まとめ

披露宴と二次会の違い

同じ結婚のお祝いでも、披露宴と二次会では、来る人も会場の作りも違います。違いを知っておくと、出し物を選ぶときに迷いません。

比べること披露宴二次会
ゲスト親族、上司、友人友人や同僚が中心
時間余興は1組3〜5分全体で2時間ほど。出し物は合わせて40〜60分
会場広い宴会場。スクリーンや音響が整っているレストランやバーの貸し切りが多い。立食で、設備は店による
出し物の形見せる出し物が中心参加する出し物が中心
言葉づかい改まった言葉くだけた言葉でよい
景品余興によって用意するゲームやビンゴで用意することが多い

くだけてよいのは、言葉づかいとノリまで

二次会では、あだ名で呼んだり、仲間内の小さな話を入れたりしてもかまいません。ただし、くだけてよいのは言葉づかいとノリまでです。次のことは、二次会でも避けましょう。

  • 昔の恋人や、過去の恋愛の話
  • 下ネタや、見た目をからかう言葉
  • お酒の一気飲みや、罰としてお酒を飲ませるゲーム
  • 本人の失敗や秘密を、大勢の前で明かす話
  • 人前でキスを求めるなど、新郎新婦が恥ずかしがる演出

会場には、新郎側と新婦側で初めて顔を合わせる人もいます。「ここにいる全員が笑えるか」を基準に選ぶと、外れにくくなります。

時間は「出し物40〜60分」が目安

二次会は2時間ほどのことが多く、乾杯や新郎新婦の挨拶、歓談の時間も要ります。出し物は合わせて40〜60分、1つあたり5〜15分を目安にし、間に歓談をはさみましょう。

会場の広さと設備を先に確かめる

二次会の会場には、ステージやスクリーンがない店もあります。立食だと後ろの人から前が見えにくいので、大きな文字や声で伝わる出し物を選びます。マイクの本数やプロジェクターの有無は、店に先に確かめておきましょう。

みんなで参加する出し物(1〜4)

会場の全員が参加できる出し物です。二次会の中心になるので、1つは入れておきましょう。難しさは★の数で表しています(★1つがいちばん簡単です)。

1. ビンゴ大会

二次会の定番です。ルールを知らない人がいないので説明が短く済み、最後まで全員が参加できます。景品の数や予算の決め方は「二次会のビンゴ大会の進め方」で詳しく紹介しています。

時間
30〜40分
人数
司会1〜2人(会場の全員が参加)
準備物
ビンゴカード、抽選の道具、景品
難しさ
★

2. チーム対抗ゲーム

テーブルや仲良しグループでチームを作り、得点を競います。新郎側と新婦側のゲストをまぜてチームを作ると、初対面の人同士が自然に話し始めます。遊び方は「二次会のゲーム12選」にまとめています。

時間
15〜30分
人数
司会1〜2人(会場の全員が参加)
準備物
ゲームによる(紙とペン、得点表など)
難しさ
★★

3. グループ紹介リレー

乾杯のあと、ゲストのグループごとに代表が前に出て、15秒で「新郎新婦とどんな関係か」を紹介します。誰がどこから来ているかが分かると、そのあとのゲームや歓談がぐっと盛り上がります。

例文グループ紹介の15秒の例

新婦の高校のバスケ部です。
〇〇は当時から、試合中の声がいちばん大きい、頼れるキャプテンでした。
今日も、いちばん大きな声でお祝いします。

時間
10分
人数
グループの代表が1人ずつ
準備物
マイク、グループの名前を書いた紙(あれば)
難しさ
★

4. 二人の写真で一言

新郎新婦の子どものころや旅行先の写真を1枚ずつ映し、ゲストに「この写真に一言」を考えてもらいます。答えは紙に書いて手を挙げてもらい、司会が何人か読み上げます。いちばん面白い一言は、新郎新婦に選んでもらいましょう。写真は、本人が笑って見せられるものだけを選びます。

時間
10〜15分
人数
司会1人(会場の全員が参加)
準備物
写真5枚ほど(スクリーンか、大きく印刷した紙)、メモ用紙とペン
難しさ
★★

友人が見せる出し物(5〜8)

友人が前に出て見せる出し物です。二次会では長い出し物は歓談の邪魔になりやすいので、どれも5分前後に収めます。

5. 今日のハイライト・スライドショー

披露宴の間に友人がスマホで撮った写真を、二次会の始めまでにまとめて映します。数時間前の出来事なので、会場の全員が「あの場面だ」と盛り上がり、披露宴に出ていないゲストにもその日の様子が伝わります。写真を集める係と並べる係を分けておくと、短い時間でも間に合います。

時間
3〜5分
人数
2〜3人(撮る係、まとめる係)
準備物
スマホ、パソコン、プロジェクターにつなぐケーブル
難しさ
★★

6. 二次会限定ムービー

披露宴で流したムービーとは別に、友人目線のくだけたムービーを作ります。仲間内の思い出や、新郎新婦へのゆるいインタビューなど、二次会の空気に合う中身にできます。ただし、くだけた内容でも、本人が隠したい話は入れません。

時間
3〜5分
人数
1〜5人
準備物
動画、上映の機材(店に確認)
難しさ
★★

7. 1分のショート漫才・コント

漫才やコントをするなら、1分ほどの短いネタを2〜3本にし、間に拍手をはさむと見やすくなります。仲間内の話を入れる場合は、初めて会う人にも分かるよう、ひと言説明を足しましょう。

時間
3〜5分(1分のネタを2〜3本)
人数
2〜3人
準備物
マイク
難しさ
★★★

8. 友人の生演奏・弾き語り

楽器ができる友人がいれば、二人の思い出の曲を生演奏で贈ります。歓談中に演奏するだけでも、会場の雰囲気が華やかになります。音を出してよいか、電源やスピーカーを借りられるか、市販の曲を演奏するときの決まりは、店に確かめておきましょう。

時間
5〜10分
人数
1〜4人
準備物
楽器、演奏用の電源やスピーカー(店に確認)
難しさ
★★★

新郎新婦が主役の出し物(9〜12)

二次会では、新郎新婦も出し物に参加してもらえます。本人たちが練習しなくてもできるものを選ぶのがコツです。

9. 本人出演のなれそめ再現ドラマ

友人がなれそめをナレーションで読み、要所のセリフだけを新郎新婦に読んでもらう寸劇です。セリフはカードに書いて、その場で手渡します。本人たちは練習なしで出られ、照れながら読む姿に会場がわきます。セリフは、本人が笑って言える内容にしましょう。

台本本人出演のなれそめ再現(約2分)

(友人がナレーション。新郎新婦は前に立ち、場面ごとにセリフのカードを受け取る)

ナレーション今から3年前。会社の研修で、同じ班になった二人がいました。

ナレーション初めての自己紹介。新郎は緊張のあまり、こう言いました。

新郎(カードを読む)えー、趣味は……自己紹介です。

ナレーション班の空気が止まりました。そのとき、隣にいた新婦が言いました。

新婦(カードを読む)それ、ちょっと面白いですね。

ナレーションこの一言に、新郎は救われたそうです。

ナレーションそして半年後。新郎は勇気を出して、新婦を誘いました。

新郎(カードを読む)今度、班の反省会をしませんか。……二人で。

ナレーション二人だけの反省会は、5時間続きました。

ナレーションそして今日、二人はこの会場に立っています。

新郎・新婦(カードを読む)皆さん、今日は来てくれてありがとう。

時間
2〜3分
人数
ナレーション1人+新郎新婦
準備物
台本、セリフを書いたカード
難しさ
★★

10. 初めての共同作業チャレンジ

披露宴のケーキ入刀にちなんで、新郎新婦に「二人で力を合わせるお題」に挑戦してもらいます。うまくいっても、いかなくても、二人のやり取りそのものが見どころになります。お題は、次のような3つほどが目安です。

  • 1本のペンを二人で持って、大きな紙に「ありがとう」と書く
  • 背中合わせに立ち、せーので同じポーズをとる
  • 目かくしをした新郎が、新婦の言葉だけを頼りにハートを描く
時間
5〜10分
人数
司会1人+新郎新婦
準備物
太いペン、大きな紙、目かくし用の布
難しさ
★

11. 新郎新婦のお悩み相談室

受付でゲストに「新郎新婦に相談したいこと」をカードに書いてもらい、司会が何枚か選んで読み上げます。答えるのは新郎新婦です。「朝起きられません」のような身近な悩みに、二人で相談しながら答える姿が、自然と笑いを生みます。カードは司会が先に目を通し、答えにくいものは外しておきましょう。

時間
10分
人数
司会1人+新郎新婦
準備物
カード、ペン、カードを集める箱
難しさ
★

12. フォトプロップスで撮影タイム

「祝」「おめでとう」などの文字や、吹き出しの形をした札(フォトプロップス)を用意します。新郎新婦とテーブルごとに、写真を撮る時間を作りましょう。全員が新郎新婦と言葉を交わせるので、二次会でとくに喜ばれる時間です。撮った写真は、あとで新郎新婦に送りましょう。

時間
15〜20分
人数
案内役1〜2人
準備物
厚紙で作った札、持ち手の棒、スマホかカメラ
難しさ
★

2時間の二次会の進行の例

12個の中から、3つのグループを組み合わせた進行の例です。出し物の間には、必ず歓談の時間をはさみます。二次会は、ゲスト同士や新郎新婦と話す時間を楽しみに来る人も多いからです。

開始からの時間進行出し物の例
0:00受付。お悩み相談のカードを書いてもらう―
0:10新郎新婦の入場、幹事の挨拶、乾杯―
0:20歓談・食事―
0:35出し物1グループ紹介リレー(10分)
0:45出し物2今日のハイライト・スライドショー(5分)
0:50歓談・撮影フォトプロップスで撮影タイム(20分)
1:10出し物3チーム対抗ゲームかビンゴ大会(30分)
1:40結果発表・景品の授与―
1:45新郎新婦の挨拶―
1:55幹事の挨拶、お見送り―

店の利用時間を過ぎると、追加の料金がかかることがあります。進行が押したときに削る出し物を、先に1つ決めておくと安心です。司会のセリフは「二次会の司会台本」、開会や閉会の挨拶は「二次会の幹事の挨拶例文」を参考にしてください。

二次会の出し物でよくある失敗

よくある失敗防ぎ方
新郎側(新婦側)の友人だけが盛り上がる全員に分かる話にし、チームは両方のゲストをまぜる
出し物が続き、食事や歓談の時間がない出し物は合わせて60分までにし、間に歓談をはさむ
立食で、後ろの人に見えない・聞こえない文字は大きく書き、マイクの本数を店に確かめる
お酒が進みすぎて、ゲームが荒れるお酒を使う罰ゲームはせず、司会が早めに区切る

よくある質問

二次会の出し物は、誰が用意するものですか?

幹事を頼まれた友人が中心になって用意することが多いです。ただ、幹事は受付や会計でも忙しいので、出し物の担当を別に決めておくと負担が分かれます。

披露宴でやった余興を、二次会でもやっていいですか?

二次会のゲストの多くが披露宴に出ていないなら、同じ余興でも楽しんでもらえます。両方に出る人が多い場合は、短くするか、二次会だけの中身を足しましょう。

景品の予算がありません。

景品がなくても、チーム戦や名誉の賞で十分盛り上がります。工夫の例は「景品なしでも盛り上がる二次会のゲーム」で紹介しています。

まとめ

  • 二次会は「見せる」より「参加する」出し物が中心
  • くだけてよいのは言葉づかいとノリまで。暴露や下ネタ、お酒の強要はしない
  • 出し物は合わせて40〜60分にし、間に歓談をはさむ
  • 狭い会場や立食では、大きな文字と声で伝わるものを選ぶ
  • 3つのグループから1つずつ選ぶと、バランスのよい二次会になる
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