結婚式の余興を2人でやるなら?準備が少ないネタ7つと3分の台本例

2人で掛け合いをしながら余興を演じる女性

結婚式の余興を2人で頼まれたら、いちばんのおすすめは「1人が話を進め、もう1人が受けて返す」掛け合いの形です。2人なら役割がはっきり分かれるので、台本が作りやすく、練習の日程も合わせやすくなります。

この記事では、準備が少なくて済むネタを7つと、そのまま使える3分の台本を紹介します。練習の進め方や、当日に気をつけることもまとめたので、上から順に読めば準備が終わります。

目次目次を閉じる目次を開く
  1. 2人の余興で最初に決める3つのこと
  2. 準備が少ない2人向けのネタ7つ
  3. そのまま使える3分の台本「盛りすぎなれそめ紹介」
  4. 2週間で仕上げる練習の進め方
  5. 2人の余興でよくある失敗と防ぎ方
  6. 準備の時間が取れないときは
  7. よくある質問
  8. まとめ

2人の余興で最初に決める3つのこと

ネタを選ぶ前に、次の3つを決めておくと迷いません。新郎新婦か、司会の人に聞けば分かることばかりです。

持ち時間は「3分」を基準にする

披露宴の余興は、1組あたり3〜5分ほどが目安です。2人の余興なら、話す部分は3分に収めると、間延びせずに終われます。長く頼まれた場合も、3分のネタに歓談をはさむ形にすると楽です。

どちらが「進める役」かを決める

掛け合いでは、話を進める役(ツッコミ側)と、話を広げる役(ボケ側)に分かれます。人前で話すのに慣れているほうが進める役になると、本番で話が止まりません。

新郎新婦のどちらの友人として出るか

新郎側と新婦側の友人が1人ずつなら、それぞれの目線で「本人の良いところ」を出し合えます。同じ側の友人2人なら、共通の思い出を1つ決めて、そこを中心にしましょう。

ここだけは守る

本人が隠したい話(昔の恋愛や失敗談)は、どんなに面白くても入れません。会場には親族や上司もいます。「本人が笑って聞ける話か」を基準にしてください。

準備が少ない2人向けのネタ7つ

どれも、特別な道具や高い衣装は要りません。難しさは★の数で表しています(★1つがいちばん簡単です)。

1. なれそめ紹介の掛け合い

1人がなれそめを紹介し、もう1人が「それは盛りすぎ」と止める形です。台本は下で紹介しています。

時間
3分
人数
2人
準備物
マイク(会場にあるもの)
難しさ
★★

2. 新郎新婦クイズの司会

2人で司会をしながら、会場の全員に3択クイズを出します。1人が問題を読み、もう1人が「答えは…」とためてから発表すると、自然に盛り上がります。

時間
5分
人数
2人(会場の全員が参加)
準備物
問題を書いたフリップか、スライド
難しさ
★

問題の作り方は「結婚式の余興クイズの問題例」で詳しく紹介しています。

3. フリップでなれそめ紙芝居

画用紙に絵や写真を貼り、めくりながら2人の歴史を紹介します。1人が読み手、もう1人が絵をめくりながら一言ずつ足すと、掛け合いになります。

時間
3〜4分
人数
2人
準備物
画用紙8枚ほど、太いペン、写真
難しさ
★

4. 「新郎(新婦)の取扱説明書」の発表

家電の説明書のような言い回しで、本人の性格を紹介します。「お腹が空くと動かなくなります。その場合はおにぎりを1個入れてください」のように、短い文を重ねるだけで笑いが取れます。

時間
3分
人数
2人
準備物
説明書風のフリップ(なくても可)
難しさ
★

5. 2人の手紙リレー

1人がまじめな手紙を読み、もう1人が途中で「ここ、本当はこうでした」と小声で補足を入れます。最後は2人そろってまじめにお祝いを言うと、笑いと感動の両方で終われます。

時間
3分
人数
2人
準備物
便せん
難しさ
★★

6. ものまね付きの思い出再現

本人の口ぐせや、よくやるしぐさを再現しながら、思い出の場面を演じます。ものまねは似ていなくても大丈夫です。「本人がよく言うセリフ」を入れることのほうが大事です。

時間
3分
人数
2人
準備物
本人がよく着る服に近いもの(あれば)
難しさ
★★★

7. 余興ムービー+2人の生トーク

あらかじめ短い動画を作っておき、流したあとに2人で一言ずつお祝いを言う形です。人前で長く話すのが苦手な人に向いています。

時間
動画2〜3分+トーク1分
人数
2人
準備物
動画(スマホで作れます)、会場への動画の持ち込み確認
難しさ
★★(動画の編集に慣れていれば★)

動画の作り方は「余興ムービーの作り方」にまとめています。

そのまま使える3分の台本「盛りすぎなれそめ紹介」

1のネタの台本です。名前の部分(〇〇)と、思い出の内容を2人に合わせて書きかえて使ってください。Aが話を広げる役、Bが止める役です。

台本盛りすぎなれそめ紹介(約3分)

(2人でマイクの前に出て、そろって一礼)

A〇〇くん、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます!

Bおめでとうございます! 新郎の大学の友人の、AとBです。

A今日は僕たちが、お二人のなれそめを紹介させていただきます。

Bちゃんと本人たちに聞いてきましたからね。

Aお二人の出会いは、今から5年前。満天の星空の下、運命の糸に導かれて……

B違う違う。会社の飲み会です。

A飲み会という名の、運命の舞踏会で……

B踊ってない。居酒屋の座敷です。

A新郎は一目で恋に落ち、その場でバラの花束を……

B渡してない。唐揚げを取り分けてただけ。

Aその唐揚げが、新婦の心をつかんだわけです。

Bまあ、それは本当らしいです。

(新郎新婦のほうを見て、うなずき合う)

Aそして初めてのデートは、夜景の見えるレストラン……

Bファミレス。

A……の、窓際の席で。

Bそこは合ってる。

A新郎は緊張のあまり、メニューを3回落としたそうです。

Bそれは本当です。本人が言ってました。

Aそんな新郎を見て、新婦は「この人、いい人だな」と思ったそうです。

Bここからは、盛らずにそのままお伝えします。

A新郎の〇〇くんは、大学のころから、困っている人を放っておけない人でした。

B新婦の〇〇さんは、そんな〇〇くんを、いちばん近くで笑顔にしてくれる人です。

Aこれからは、星空の下でも、ファミレスの窓際でも、

B2人で一緒に笑っていてください。

A・B本日は、本当におめでとうございます!

(2人で一礼して下がる)

台本を自分たち用に直すコツ

「Aが大げさに言う → Bが本当のことを言う」の流れを4〜5回くり返すと、笑いが続きます。最後の2〜3行だけは、まじめにお祝いを言いましょう。笑いのあとのまじめな一言は、会場によく届きます。

2週間で仕上げる練習の進め方

2人とも仕事をしていると、集まって練習できる日は限られます。次の順番なら、集まるのは2回だけで済みます。

  1. 1日目:台本を決め、自分たち用に書きかえる(オンライン通話でもできます)
  2. 2〜7日目:それぞれ1日1回、声に出して読む。スマホで時間を測る
  3. 8日目:集まって通し練習。立ち位置とマイクの渡し方を決める
  4. 9〜13日目:それぞれ、相手のセリフも含めて覚える
  5. 14日目:集まって本番と同じ服で通し練習。スマホで撮って見直す

時間を測るときは、スピーチ時間の計算ツールに台本を貼ると、読み上げにかかる時間の目安が分かります。

前日までに確かめること

  • 持ち時間と、出番の順番(司会の人に確認)
  • マイクが何本あるか(1本なら渡し方を練習する)
  • 動画や音楽を使う場合、会場に持ち込めるか
  • 台本を書いた紙を、本番で持ってよいか

2人の余興でよくある失敗と防ぎ方

相手のセリフにかぶせてしまう

緊張すると、相手が話し終わる前に次のセリフを言ってしまいがちです。相手の語尾を聞いてから、ひと呼吸おいて話すと決めておきましょう。笑いが起きたときも、笑い声が小さくなるまで待ちます。

内輪の話で会場が置いてきぼりになる

2人と新郎だけが知っている話は、会場の多くの人には伝わりません。思い出話を入れるときは、「新郎は大学のころ、毎日同じパーカーを着ていました」のように、知らない人にも分かる言い方にします。

長くなりすぎる

本番は、練習より少し時間がかかります。笑いが起きると、その分だけ待つ時間が増えるからです。練習で3分なら、本番は3分半ほどになると考えておきましょう。

準備の時間が取れないときは

2人とも忙しくて練習の日程が合わない、遠くに住んでいて集まれない、という場合もあります。そんなときは、ネタ7のように動画を中心にして、生で話すのは最後の一言だけにする方法があります。

よくある質問

台本の紙を見ながらやってもいいですか?

大丈夫です。手紙リレーやクイズの司会のように、紙を持つのが自然なネタを選ぶと、見ても違和感がありません。漫才のような掛け合いの場合は、小さなカードに流れだけ書いておくと安心です。

2人とも人前で話すのが苦手です。

それなら、話す量が少ない「フリップでなれそめ紙芝居」か「余興ムービー+生トーク」がおすすめです。絵や動画に注目が集まるので、緊張しにくくなります。

衣装はそろえたほうがいいですか?

そろえなくても大丈夫です。そろえるなら、同じ色のネクタイやリボンなど、小物を1つだけ合わせると、まとまりが出ます。

まとめ

  • 2人の余興は「進める役」と「広げる役」に分けると作りやすい
  • 持ち時間は3分を基準にし、最後はまじめなお祝いで締める
  • 集まる練習は2回でも、1人ずつの音読を毎日続ければ間に合う
  • 本人が隠したい話は入れない

人数がもっと多い場合は「結婚式の余興を3人でやるなら」も参考にしてください。

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