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惣田徹也「教室がなごむお笑いのネタ」
第11回 好きですか、嫌いですかゲーム
(『授業づくりネットワーク』(学事出版)2004年2月号掲載)

執筆者紹介
惣田 徹也 北海道・三笠市立美園小学校
そうだ てつや 1972年北海道生まれ。お笑い教師同盟(仮)所属。
『教室がなごむお笑いのネタ&コツ101』(学事出版)が発売されました。
これまた、いい本です。読まねばそんそん!


 今回は、我がクラスで超盛り上がった「お笑いバラエティゲーム」(5年生28名)の模様をお伝えしたい。

1 ルール説明

『誰でもいいんですが……、日直のA君前へどうぞ』
 黒板の前に椅子を1つ置き、A君を座らせる。
『A君は絶対後ろを見てはいけません。先生がお題を黒板に書きます。お題に関する質問をしていきますから見ないで答えてください』
『みんなは合っていたら、「オーッ!」とか、「エー」とかリアクションを返します』

2 やって見せる

「最初は先生が質問してみます。みんなは何が書いてあるか言わないでおいてください」
『最初のお題……』
「カメムシ」と板書する。
「エエエエー!」
 書くだけで絶叫が起こる。
『A君、これ好きですか、嫌いですか?』
「嫌い……」
「おおっ!」
と言う声。拍手が起きる。
『では、A君。これ、食べられますか?』
 涼しい顔で、さらっと言う。クスクスクスと笑い声が起こる。
「うえええ!」
 笑い声と絶叫が交差する。そしてA君、
「無理。食べられない!?」
「おおっ!」
の声。
 たたみかけるように次の質問をする。
『A君、じゃあ、これに(間)乗ったことがありますか?』
と冷静に言う。
 質問だけでクラス中爆笑である。
 そこでA君、
「ない!」
 さらに、テンポよく、
『A君、これ持ってますか?』
 さらに笑いが2倍増。
「持ってるかもよ!」
とのってくる子ども達。
 A君、
「持ってない」
『ええっ、持ってないの?』
とゆさぶりをかける。

*          *          *

 その後、2つの質問を続けた。
『ではA君、黒板に何と書いてあるでしょうか?』
「ええっ、わかんない」
 わからないでは盛り上がらない。あてずっぽうでよいと話した。
 間があって、A君、
「目?」
 (「目って! さっき持ってないって言ったじゃない」と、その場では突っ込めなかった。とほほ……。)
『A君、後ろを見てください!』
 のけぞるA君。皆も大笑い。
『A君に拍手!』
 この後は、お題を変え、子ども達に質問させた。
 おおっと!もう書くスペースがございません。来月に続くということでご勘弁を。
 次号、ああ感動の最終回。ではまた!

*          *          *

★このゲームの原実践者は、北海道苫前町立苫前小学校の山田洋一氏である。『お笑いに学ぶ教育技術』(学事出版)を参照。