公明新聞リレー連載「授業に笑いを!お笑い教師同盟の挑戦」
第16回「授業で使えるミニネタ満載!…「お笑い教育祭り」報告」
乙部啓二(北海道)
(『公明新聞』2007年8月25日掲載)


 八月九日(木)・十日(金)の両日、東京都武蔵野市の成蹊大学で、「授業づくりネットワーク二〇〇七in東京」(主催・NPO法人授業づくりネットワーク、後援・東京都教育委員会、お笑い教師同盟)という教育研究集会が行われました。全国から百五十人が参加し、大変盛り上がりました。
 この集会には「お笑い教育祭り」という別名がついていました。特に二日目において「お笑い教育」を意識したプログラムとなっていました。
 集会の二日目には、次のようなワークショップが行われました。「学級経営のためのお笑い入門」「子どもを理解するお笑いコミュニケーション」「お笑いパフォーマンス講座」「プロに学ぶユーモアコミュニケーション」「授業におけるフォローの技術」「教室に笑いを!お笑いに学ぶ授業のミニネタ集」…。
 私は「授業のミニネタ集」の講座を担当しました。ちなみにここでいう「ミニネタ」とは、学校の教育活動で使えるちょっとしたネタ(=教育技術)のことです。私は「授業に使えるミニネタ百連発」と称して、時間の関係で四つほどミニネタを紹介しました。
 そのうちの一つを挙げます。「県の形が何に見える?」 1 会場にちなみ、武蔵野市の白地図を配布。2 地図の形が何に見えるかを考えてもらう。 3 考えた物に合わせて、地図にいろいろ自由に描き入れてもらう。 4 最後に発表する。
 地図を利用することで、住んでいる場所や、これから勉強する場所について親しみや興味を持ってもらうという意図があります。「寿司屋の板前」「象さん」「考える人」など、様々なおもしろい作品が登場しました。
 その後、「お笑い教育祭り」の佳境となるイベント「第一回ミニワングランプリ」が開かれました。このイベントは、五分間という限られた時間の中で、授業のミニネタを使っていかにインパクトのある授業を創り出せるかを競うというコンテストです。第一回ということもあって出場者は六人でしたが、そこは少数精鋭。どれも質の高いミニネタが披露されました。
 優勝して見事「二〇〇七年度・ミニネタグランプリ王者」に輝いたのは、東京の小学校の先生でした。予選・決勝戦とも、明日にでも授業でやってみたい!子どもたちもみんな楽しみながら学べる!というハイレベルなミニネタを披露してくださいました。
 大変勉強になり、しかも大変楽しめて、元気をもらった二日間でした。北海道では今週から二学期が始まりましたが、早速この集会で学んだミニネタを授業の中で使用させていただいております。なお集会の概要については「授業づくりネットワーク」のHPにもありますので、そちらもご覧ください。 http://www.jugyo.jp/


ミニネタ「日本地図まちがいさがし」を披露中の筆者。間違いを見つけたら教えてくださいね…。


ちなみに、そのミニネタで使った日本地図はこちら。


この文章は、2007年に公明新聞の教育欄に掲載されたものです。掲載にあたっては、公明新聞の許諾を得ております。