シャープペンシルの発明者(佐内信之)

雑学おもしろ話
シャープペンシルの発明者
(佐内信之)


●対象 高学年
●場面 創意工夫の大切さを考えさせたいときに

 みなさんはシャープペンシルを発明したのが日本人だということを知っていましたか?
 今からおよそ85年前(大正5年/1915年)、小さな金属加工工場を経営していた早川徳次さんという方が発明しました。
 当時、「繰出鉛筆」という筆記具がありましたが、太くて見かけが悪い上に壊れやすく、実用にはほど遠いものでした。それを金属加工して改良したのが「早川式繰出鉛筆」です。この便利な鉛筆は世界でも人気になり、どこでも名前が通用するように「鋭い」という意味を込めて「シャープペンシル」と名付けられました。
 シャープペンシルが大ヒットした後も、早川さんの会社はラジオやテレビなどの新製品を次々に売り出し、大きく成長しました。その会社が現在でも多くの電気製品を作っている「シャープ」です。
 私たちの身近にあるシャープペンシルの発明が、現在の大会社の出発点になっていたのです。

(上條晴夫編著『小学校の教室でつかうおもしろ話ミニネタ帳』(たんぽぽ出版)より編著者の許諾を得て転載)

Published: 9月 26th, 2010 at 15:56
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